Author:大坪敬史
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宿泊予約、ヤフーも参戦 手数料タダ、広告収入で収益という報道が各社で見ることができました。
以下のようなよく新聞にこんないい加減な表を掲載したな~と思うデータも掲載されています。
このYAHOOの「宿泊革命」以前、オンラインショッピングサイト無料という「革命」を打ち出しましたが、新規参入で「革命的」な成果を上げておられる企業は少ないのではないでしょうか?
この「宿泊革命」も当初はもっと以前に開始される予定でしたが、爆速経営のYAHOOさんのフライングなのかはわかりかねますが、のびのびとなり、宿側からすれば「本当にやるきあるの?」という感じでした。
上記「表」から読み取れる一番大きな要素は
『日本最大のポータルサイト直結の予約システムであっても、参画宿泊施設数が4,000施設にも満たない』
という寒い事実です。
さらに言うのであれば、この参画施設のうち、施設情報や写真、プラン、料金、在庫などをきっちりと掲載しているアクティブ(稼働している)施設はさらに少なくなるでしょう。
※じゃらんや楽天トラベルのそれも同等であり、実際に稼働している施設は参画施設よりも圧倒的に少ない現実があります。
「手数料無料」とは謳っていますが、YAHOOポイントを最低5%以上つけるので、宿側からすれば手数料5%以上です。YAHOOポイントだけが発生し、それがYAHOO内に滞留している限り、YAHOOの利益になるわけであり、YAHOOが無償で事業を提供しているという記事には賛同しかねます。
実質手数料が5%だからといって、YAHOOのみに他サイトより安いプランを出すという「手間」をかける施設がどれほど存在するのかも疑問です。
・・・現状の一番の問題点は、リニューアルオープンしたYAHOOトラベルのページの操作性が度肝を抜かれるくらいに悪い、、、ということでしょうが・・・。
というように、まだまだ宿泊革命が起きそうな予感はしない展開ですが、日本最大のポータルサイトが、独自で宿からの部屋を提供してもらえるという土台はできたので、これ以降の展開によっては相当数の送客が見込まれます。その時、YAHOO経由で予約を取っているJTBやるるぶ、一休などはYAHOOトラベル検索から消えていくことでしょう。
そうなると、10%の手数料から実質5%の手数料で集客できるようになるので、宿側にとっては良いことですが、それを「革命」というほどの事案なのかは私にはわかりかねます。
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