Author:大坪敬史
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祖父の葬式に出席していました。
大正14年生まれで戦争も体験し、日本の戦前から戦後を生きてこられた人です。
小さい頃、よくセミやかぶとむしをとりに山に連れて行ってもらっていました。
幼稚園の頃からか、一人で電車やバスを乗り継ぎ、祖父母の家に泊まりにいっていました。
(今だと、“危ない”とありえない話ですが・・・)
私が初孫だったこともあり、祖母と祖父に相当甘やかされていた記憶があります。
成長していく上で、父親や母親とは違った“何か”を学んでいたような気が今ではします。
命について、如何なる定義をするのかはわかりません。祖父母はもう居ませんが、祖父母の命を受け継いでいる私からしてみれば、私の存在が“居る”ことの証のように思えます。
ある方が「葬式は故人の為に行うのではなく、残された人たちの為に行うのだ」とおっしゃっていたのを思い出しながら、安らかな眠りを祈るばかりでした。