• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2008年03月16日

    命の定義

    祖父の葬式に出席していました。

    大正14年生まれで戦争も体験し、日本の戦前から戦後を生きてこられた人です。
    小さい頃、よくセミやかぶとむしをとりに山に連れて行ってもらっていました。
    幼稚園の頃からか、一人で電車やバスを乗り継ぎ、祖父母の家に泊まりにいっていました。
    (今だと、“危ない”とありえない話ですが・・・)
    私が初孫だったこともあり、祖母と祖父に相当甘やかされていた記憶があります。

    成長していく上で、父親や母親とは違った“何か”を学んでいたような気が今ではします。

    命について、如何なる定義をするのかはわかりません。祖父母はもう居ませんが、祖父母の命を受け継いでいる私からしてみれば、私の存在が“居る”ことの証のように思えます。

    ある方が「葬式は故人の為に行うのではなく、残された人たちの為に行うのだ」とおっしゃっていたのを思い出しながら、安らかな眠りを祈るばかりでした。