• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2021年07月11日

    亡国の五輪開催・・・

    東京五輪開催と選挙対策の為に四度目の緊急事態宣言発令が首都圏に発令
    されました。

    当該地域で商売をされておられる方々の憤りを切に感じます。
    又、首都圏を力づくで抑え込むということは、周辺観光地への「流れを止める」
    と同義ですので、首都圏を主要客層としている地域は厳しい夏商戦と言わざる
    を得ません。

     

    唯一のプラス要因としては、東京五輪の観戦チケットを持っておられた方が
    「無観客」となったことでチケット払い戻しをされ、その資金を旅行などに
    充てることを期待する、ということぐらいでしょうか。

     

    あくまで予測値ですが、

    〇 四回目の緊急事態宣言の実施でGDPマイナス1兆円・・・

    〇 五輪開催の経済効果も5200億円から無観客に伴い3500億円に減少・・・

    ということですので、単純に五輪開催をしなければ6,500億円超の経済効果を
    もたらすというサブイ話が現実味を帯びています。

     

    怒りを通り越して、日本ってこんなに馬鹿な国だったのか・・・と悲しくなって
    しまう限りです。