• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年06月30日

    休業期間中の「仕込み」が成果を発揮する時期に

    有馬温泉に出張でした。

    六甲山系を越えたら強烈な雨風で傘が根元から折れ破壊されました。。。

    かさ

     

    台風並みの暴風雨でしたが、この時期の平日なのでお客様にもそれほど

    影響がなくなによりです。

     

    訪問先の旅館様では7月からの営業再開に向け、オペレーション等の

    最終調整をしていただきました。

    休業期間中にも、スタッフ大活躍での子供プール造成など新しい施設なども

    追加され、夏の予約がガンガン入っておられました。

     

    新型コロナ危機の最中、どう動いたか?が結果となって現れる時期がやってきました。

    休業期間中の「仕込み」が成果を発揮する時期になり、業界内の「差」がますます

    開いていくことでしょう。

     

    2020年06月29日

    行政による宿泊補助の予算規模の違い

    「どうみん割」予約殺到 発売後わずか数時間で完売のプランも 北海道

     

    というニュースが流れていました。

    北海道民向けの宿泊補助事業ですが、予算に対して需要が大きすぎ、補助金が

    瞬間的に蒸発した・・・という意味ですが、このようなことは全国で起こっています。

     

    当該エリアの人口に対して予算が少なければ同じことが起こります。

    どの自治体も民間からの突き上げでこういった事業を実施しているのでしょうが、

    「金額」の多寡で行政の本気度がわかります。

     

    我が兵庫県も「Welcome to Hyogoキャンペーン」なるものを展開していましたが

    その予算枠は一瞬で消化されていました。

     

    やらないより「やった方が良い」には決まっていますが、その先に「どのくらいの

    予算をつけているのか?」が重要です。

    2020年06月28日

    鹿の王 水底の橋

    を読みました。

     

    の続編ということでしたが、新型コロナウィルス騒動前に書かれたことを

    考えると、時代に合いすぎて恐ろしさも感じます。

     

    健康的に普段の生活をしていると「医療」については考える機会は少ない

    ですが、こういった書籍を通じての学びは非常に有意義だと個人的に考えて

    います。

    永い視点でウィルスなどと向き合っていく姿勢を学ばせてもらいました。

    2020年06月27日

    「誰」が修学旅行のキャンセル料を求めたのか?

    修学旅行のキャンセル料は保護者負担? 肩代わりの市も

     

    というニュースが流れていました。

    記事によるとキャンセル料の支払いを保護者が求められた、行政のケースもある

    との内容でしたが、このコロナの時期に宿泊施設がキャンセル料を求めたという

    ケースは考えにくいので、間に入っている旅行会社が「契約」としてキャンセル料

    徴収を求めたのでしょうか?

     

    「誰」が負担したというより、「誰」がキャンセル料を請求したのかを明確に

    示してもらいたいものです。

     

    個人的には学校内で勉強するより、外に出た方がよっぽど勉強になると思っている

    ので、授業時間削減で大変でしょうが、是非生徒さん達には修学旅行を体験してもらいたい

    と考えております。

    2020年06月26日

    窓を開けたら涼しい土地

    朝、燕の囀りで目が覚めました。

    昨日、宿泊させていただいた旅館様が、昨日より冷房切り替えで

    一部冷風がでなかったので、窓を開けて寝たら思いのほか良い体験が

    できました。

     

    暑ければクーラー、ではなく「窓を開ける」という選択肢がある地方は

    本当に素晴らしいと思います。

     

    群馬~新潟~東京経由で神戸に戻ってきたのですが、やはり東京に着いて

    新幹線を降りた段階で蒸し暑さ感が倍増します。

     

    この夏、避暑を求めて都会圏のお客様が地方の旅館に泊まる機会が

    多いことを願っております。

    2020年06月25日

    観光地の飲食店営業状況

    群馬に出張でした。

    いつも搭乗している神戸→羽田便が欠航になったので、伊丹→羽田経由で

    群馬に訪問となりましたが、人の動きも以前のように活発になってきました。

    飛行機は空席もありましたが、緊急事態宣言中のように貸切状態ではありません。

     

    搭乗のルールも様々変化しており、普段から飛行機に乗っていない人は苦労する

    だろうな~と。

     

    訪問先の旅館様を廻る途中、地元のお店でランチを・・・ということになったのですが、

    いつも以上に平日が休みの店舗が増えており、ランチ難民に。

     

    今後、観光が正常化していく上で、宿泊だけではなく、現地での飲食という観点からも

    情報発信が必要です。

    2020年06月24日

    例年より「冷えている」公共交通機関

    日本中、特に都会や公共交通機関に乗る人は「マスク」をしています。

    飛行機などは、マスク着用を強く呼びかけており、マスクをしていない人を

    見つける方が難しい現状です。

     

    この「マスク」、気温が上がるにつれ体感温度が増しますので、飛行機機内の温度は

    いつもより下げられているように思えます。

    昨日も上越新幹線、JR山の手線、モノレール、ANA、大阪空港交通(リムジンバス)、

    ポートライナーと様々な公共交通機関に乗りましたが、上越新幹線と大阪空港交通(リムジンバス)

    の車内温度が高く、苦痛でした。

    夏本格化に向け、徐々に「マスクをしての適温」が議論され、共通化させていくことでしょう。

     

    大変だな~と思うのが冷え性の人。

    昨日もANAの機内で後ろに座っている人がCAさんに毛布をお願いしておられましたが、

    「コロナの影響で毛布は配布できない」とCAさんが回答されておられました。

     

    今年の夏は、「冷えている乗り物」にあわせた服装が必要です。

    暑さはどうにもなりませんが、冷えは着こめば対策ができますので、世の中「熱中症対策

    で温度を下げる」という方向にいくことでしょう。

    2020年06月23日

    行政の補助があって「旅行する」ニーズが生まれる段階

    群馬に出張でした。

     

    訪問先の旅館様は7/1から営業再開されるのですが、群馬県のキャンペーン

    の影響もあり、順調に予約が入ってきている、ということでした。

    先週の土曜日などは、地域の観光協会に宿泊したい!という電話がかかってきても

    紹介先がないほど、営業されていた宿泊施設は満館だったそうです。

     

    行政の補助があれば旅行する、という段階なので、このままうまくGO TO TRAVELキャンペーン

    に繋げることができれば良いのですが・・・。

     

    情報が未確定なので、対策がしようがなく、もどかしい限りですが、売れる日は

    売り切ろう!と様々な施策を仕込んでいただきました。

    2020年06月22日

    行政の補助事業が成功している新潟と・・・

    新潟に出張でした。

    いつも使っている便が欠航だったので1本早い便で伺うと、ちょうど

    チェックアウト前の時間で駐車場が満杯でレンタカー停めるのに難儀しました。

    新潟県と当該市町村の旅館補助事業が走っており、その影響で6月も忙しい

    毎日を送られていました。

     

    こういった時期、やはり行政の補助はありがたいですね。

    ただ日本全国同じように、このような事業があるわけではなく、兵庫県は

    宿泊補助事業はありません。

    「兵庫県、大丈夫なんですか?」とご質問を受けましたが、兵庫県の宿泊施設は

    他県ほど今の時期集客していないことからも、大丈夫ではないでしょうが、これ

    ばかりは行政頼みなので、どうしようもありまえん。

     

    一段落した後の検証が必要な事業でもあります。

    2020年06月21日

    商売をしていく上で過度な新型コロナ対策はそぐわない

    阪急神戸店に立ち寄りました。

    緊急事態宣言解除直後は入口で一人づつ検温&消毒液必須状況だったのですが、

    サーモグラフィーの導入→今日はサーモグラフィーもなく、消毒液を入口で

    必ず手にかけてください、というオペレーションもなくなっていました。

     

    徐々に元の日常に近づいていますが、店員さんは全員マスク着用ですし、

    カウンターにアクリル板や透明シートも貼られています。

     

    こうやって「現実」と折り合いをつけてくるのだな~ということを実感できる

    「場」となりましたが、商売をしていく上で過度な新型コロナ対策はやはり

    そぐわないと納得した次第です。

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