• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2008年02月29日

    安全第一と生産性第一は合致しない

    東京で会議でした。

    「安全第一と生産性第一は合致しない」。ある工事現場では「安全第一、生産性第二」と明確に打ち出しているそうです。

    企業として大事なものは、株主であったり、企業姿勢であったり、お客様であったり多種多様な概念を並べることができます。
    私のご支援先の旅館さまでは朝礼で「私たちはお客様から給料をいただいております」と明確に宣言し、顧客第一主義を徹底しておられる施設様があります。

    企業経営にとって第一義であることは、その企業の自主性によるものですが、しばし混乱するこも多くあります。その中で各社、「利益を保ちながらお客様をもてなす」などの二律相反の議案に対して日々精進しているわけであり、企業である以上それは仕方のないものです。

    ただ、最終的に利益を第一に考えるのか、お客様を第一に考えるのかを明確にすべき案件が明確に出てきます。その概念をまとめる視点(まなざし)は多々ありますが、私はその視点を限りなく「お客様」に近づけるべきものと考えます。そのような概念に対して各人の見解が違うことは当然ですし、一方的に概念を押し付けるものでもありません。

    ただ、最終的に「どちら側のスタンスで考えるか」ということは非常に重要であり、この概念を明確化し貫くことで軋轢が生まれるかもしれませんが、そこは妥協すべきものではないと個人的には思います。軋轢を恐れ表面上のやりとりでは根本的な解決にはなりえませんし、ここを不明確なまま業務を進めることが、企業の衰退を招くとも言えます。

    私のスタンスが100%正しい・・・なんてことは断言するつもりは毛頭ありません。重要なのはスタンスを折らずに貫くことであり、その姿勢であります。どちらかが「正しい」という短絡的な議論ではなく、それぞれの「スタンス」を明確にし、お互いの「スタンス」を理解しようとした上で“行動”に移す必要があるのです。

    「安全第一と生産性第一は合致しない」という題目を置き去りにするのではなく、相克の概念を共に求めることをできる努力も必要であると感じた次第です。

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    2008年02月29日

    客層別商品 マンション?

    自宅のあるポートアイランドを走るポートライナーの広告に「女子学生専用学生」との広告が。。。

    読んで見ると、広告の通り、「女性入居者限定」を謳い、セキュリティ等の売りを明確に記載していた。

    ネットで同様の文言をひくと相当数のサイトが検索され、実際の需要の高さを窺わさせる。

    娘を一人暮らしに送り出す親の立場としては、どうかんがえても「女性専用」かつ、そのセキュリティ対策が施されているものが好ましいと。客層別商品を創ると確かに、客層は狭まるが、「合致する客層」に対しては相当の武器となる。

    購入単価の高いものであってもそれは変わらないのであろう。

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