
Author:大坪敬史
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先日伺っていた宿泊施設様で、7つ程度の新宿泊プランを立ち上げていただきました。
その宿泊施設様では、プラン売りが初めて(今までは部屋売りのみ)でしたので、新プランが売れるごとに、担当者の方から「やりました!」と嬉しいメール報告が届きます。
本日もそんなご報告をいただき、モチベーション高く仕事をされていることを嬉しく思いました。
やはり、自分たちで頭を捻らせて創ったプランが「売れる」ということは、嬉しいことですし、気持ちのよいことです。
ただ、今のところ“かなり気合を入れて考え創作したプラン”よりも、“まぁ、とりあえず検索対策で創っておきましょう”と創ったプランの方が売れているという事実があります。
この点も非常に重要な要素が隠れています。
つまり、『商品は100%買い手の自由、売り手の不自由』ということ。
いくら、“自分たちが良い”と思って創ったプランでも、お客様が欲しなければ売れない(評価されてない)という明快な事実を受け止め、改善を施していかなければなりません。
そのことに気づくことも、マーケティング活動をしていく上で非常に重要な経験になります。
まずは、頭に考えていることを具現化し、“市場”に置き、検証していくことこそが、その宿泊施設の血となり肉となるのです。
実は“そういうことを企業としてスタッフの皆さんに体験させ、成長させる仕組み”が継続的な売上増にも繋がるのですが、“そう”出来ていないケースにもたくさん遭遇するので、残念でなりません。
せっかく、ネット販売という販売手法が世の中にでて、最終のエンドユーザー(お客様)と宿が直接つながる機会ができる時代が今です。そこを安易に考えて、目先の売上のみを追うカタチに未来を見出すことはできないという事実をもっと多くの宿が気付くべきだと思います。
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伺っていた旅館様で「お酒を飲まない若い人たち」の話になりました。
こちらの旅館様ではカップルのお客様も多く泊まられるそうですが、本当にお酒を飲む若い人が減ったそうです。
私も最近、ある飲食店でノンアルコールビールで乾杯をしていた横の席の20代前半の若いグループ客に遭遇しました。
私が大学生の頃は、アルコールを飲まないことが「空気を読めない」ということでしたが、最近はそうではないことを実感した次第です。
時代によって、若者の概念は変わるわけで、それらに対応した企画を打ち出す必要があります。
そんな宿泊プランを企画&UPしてきたので、成果検証が楽しみです。
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「名旅館」全国75軒―いつかは泊まってみたい! (Fujingaho BOOKS) (2012/02) 不明 |
を読みました。
掲載されている旅館のうち95%は既に知っていたましたが、一部知らなかった旅館もあるので参考になりました。
情報は日々仕入れていかなければならず、ネットばかりの情報を見てしまいがちですが、たまには書籍巡りをするのも良いものです。
同じようなカテゴリーの書籍で、
![]() |
日本の「ホテル」101の愉しみ―「泊まる」だけじゃない! (Fujingaho BOOKS) (2012/02) 不明 |
も読んだのですが、こちらは75%程度しか既知ではありませんでした。
ホテルと旅館、宿泊施設としては同義ですが、経営手法、運営手法などは大きくことなります。
ただ、同じ宿泊施設ですので、繁盛ホテルの体験を旅館に転化させることも可能です。
「行っておかなければいけないな~」と思える施設がまた増えた次第です。
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都会(大阪)で打ち合わせをしていました。
ある地域の漁師さんと「魚の直販」について打ち合わせをしており、興味深い話をたくさん聞くことができました。
農業における問題点がJA(農協)であるように、漁業における問題点もJF(漁協)にあるという話が印象的でした。
一番憤っておられたのが、「自分が獲った魚の値段を自分で決めることができず、二束三文で漁協に卸さなければならない」ということでした。
何だかネット販売が盛んになる前の旅館業界に似通った話ですね。
漁協という組織運営が大前提なので、漁協職員はくっちゃべりながらサザエの仕訳をしている(漁師なら1人で出来ることを漁協職員は4人でやるそうです)中、漁師は荒海に漁にでる。
冷静に考えるとおかしな話です。
ただ、 “そういう商売をしないといけない”=漁師自ら魚を売ることが出来ない、という構図を変えないと、この問題は解決しません。
若く誠実でパワーあふれる漁師さんでしたので、弊社としても何かしらの仕組み作りをお手伝いできれば、と考えています。
「憤り」を前向きにチカラに変えていくことの重要性を改めて感じた次第です。
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箱根に出張でした。
関西からでしたら、東京より近いはずですが恐ろしいほどの時間がかかります。
JRがと大都市間の狭間の駅に停車する便を減らしているせいもあるでしょうが、距離は近くても遠いエリアです。
写真におさめることはできませんでしたが、遠くに雪景色の富士山もくっきりと見えました。
平日ですが大型バスが何台も走っており、観光地としてのポテンシャルの高さを垣間見た次第です。
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書店巡りをしていました。
特に旅行ガイドコーナーとグルメコーナーを徘徊していたのですが、ネットと違い「探そうと思っていた以外の書籍」を見つけることが出来るのがリアル書店の強みだと思います。
特にグルメコーナーを見て思ったのが
・美味しい日本料理、などを紹介する書籍がほとんどない
・彼氏と行くレストラン、に日本料理店の紹介はほとんどなく、イタリアンやフレンチばかり
・たまにある日本料理店の紹介でも、掲載写真は「いつの時代のポジだ!?」と思うほどの低クオリティー写真
・中華料理を紹介する書籍は皆無
・流行りのレストラン紹介ページには、何かしらの「野菜」を使ったメニューがある
と実需にあっているだろう書籍の品ぞろえでした。
「ネットでは探せない情報満載」と表紙に掲示され、ヒドイ中身の書籍もありましたが、WEBとリアルのすみ分けは「情報の網羅性」と「深さ」と「提案性」であることを再認識した次第です。
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私が子供の頃以来の「いちご狩り」に行きました。
いちご農場も、個人を相手にするより団体を相手にしたほうがもうかるのでしょう。
ネットで検索し、電話をしても断られるケースが多かったのです。
ビニールハウスの中に、脚立のような高いところでいちごを植えています。
私が子供の頃は、地面にそのまま「いちご」が植えてあったような記憶がありますが、時代の変化ですね~。
黄色い「ふだ」のようなものは、小虫を貼りつける除虫シートでした。(かなり、えぐい絵になりますので、写真掲載は控えさせていただきます)。
どういう客層が来ているのかな、と周りを見渡すと
・小学生前の子供付れ家族 × 2組
・親戚の集まりか?と思われる集団(12人ほど)1組
・近所の老人会?と思われる集団(15人ほど)1組
といった集客状況でした。
いちごの味は、子供の頃の記憶よりも格段に良かったので農業技術の進歩を感じてしまいます。
いちご狩り農場の空き状況をネットで公開したり、個人専用の「狩り枠」を設けたりすることにより、もっと身近になり永続していく気がしました。
儲けることだけを考えると、団体客のみを追えばOKですが、それをしてイタイ目にあっている旅館業界から学ぶべきことも多いと思います。
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おじさん図鑑 (2011/12/07) なかむら るみ |
を読みました。
先日の日経MJ新聞で紹介されており、amazonで発注しましたが人気商品らしく手元に届くまで時間がかかりました。
表紙の通り、憎めないキャラ化され、「おじさん」の生態がうまく描かれています。
マーケティングの側面からも、「おじさん」とひとくくりにするのではなく、それぞれの生態の特徴にあわせた施策が求められます。
「おばさん図鑑」などの続編が求められる秀逸な書籍だと思います。
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今朝(2012.02.24)の日経新聞に下記のような広告が掲載されていました。
学生時代、お世話になった企業なのであまり悪く言いたくはないのですが、ひどすぎる広告なので啓蒙の意味も込め、ブログで紹介させていただきます。
この広告、エースJTBが『添乗員が付いている募集旅行で、より個人旅行に近付いた自由でこだわりの旅をはじめましたよ』という意味なのですが、業界関係者でもパッと見てそのように理解するのに時間がかかる作りです。
言いたいことをたくさん書いて、わけがわからなくなっている、、、と換言しても問題ありません。
さらに、
・「華やぎ」や「優雅」など一般のお客様が知り得ない社内用語を掲載している
・興味があり、もっと詳しく見たいと思っても、WEBに繋げておらず電話問い合わせを促している
・値段が掲載されていないので、料金基準がわからない
など突っ込みどころ満載です。
さらに「お宿は団体向けのホテルではなく1泊は小じんまりした宿に泊まりたいなぁ・・・」という文章が掲載されていますが、
【対お客様には】
なんだ。この旅行会社の旅行はいつも“そういうホテルに泊まらせているんだ”
【対団体向けホテルには】
団体向けホテルが悪いように書くな!そもそも、部屋を増やせって行ったのは旅行業界だろ!
【対小じんまりした宿には】
「小じんまり」って褒め言葉?それは客室数なのか、敷地なのか?いい加減な表現をするな!
とブーイングが渦巻いているのがよく理解できます。
仮に日経新聞にこれだけの大きさの広告を掲載するのであれば、
『ワンランク上の旅行ハジマリマシタ!といって、サンプルツアーの行程を示し「無料モニター15名」
を募集する。』
→その応募に対しての何かしらのマーケティングアプローチをする
→WEBからも応募できるようにし、顧客情報を集め活かす
→FBなどのSNSからも応募できるようにし、顧客情報を集め活かす
などともっと業績UPや実利を求める方策は色々あるはずです。
逆に、このような広告を打てる(=金に困っていない優良企業とアピールする)ということを狙っているのであれば、コレ以上の広告はありませんが。。。
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なばなの里に立ち寄りました。
時間の関係でライトアップは見ることができませんでしたが、入場チケットの仕組みに感心させられました。
なばなの里の入場料金は2,000円なのですが、チケットを購入すると1,000円分のなばなの里の中で使用できるクーポンが付いてきます。
・・・とするとお客様は絶対に1,000円のクーポンを館内で使おうとし、必ず館内の飲食店や物販店に足を運ぶ、という消費行動が生まれます。
実質1,000円の入場料金ということになりますが、うまい手法ですね。
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