• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年03月07日

    新型コロナに対してのANAの機内サービス変更

    昨日3月6日(金)にANA便に搭乗したのですが、

    ・機内パンフレット(冊子):廃止
    ・機内販売:廃止
    ・新聞サービス(プレミアムクラス限定):廃止
    ・機内サービス(ドリンク):廃止
    ・毛布の貸出:廃止
    とやりすぎなのでは?という状態になっていました。

     

    新型コロナに対する「対策」はもちろん必要でしょうが、あまり度が過ぎると
    お客様=病原菌の扱いになるので注意が必要です。

     

    大手航空会社が上記のようなことをすると、お客様にとって「それ」が
    スタンダード(常識)なんだと思われ、宿泊施設などにも同様の処置を
    求めかねません。

     

    日本全体がヒステリックな状況に陥っている中、エビデンスや科学を基礎とした
    冷静な対応が求められます。

    2020年03月06日

    長崎は疫病に対する知識が高く冷静

    長崎に出張でした。

     

    朝イチの伊丹空港→長崎空港のJAL便に搭乗予定ですが、2日前に

    「搭乗率が低いから減便」ということで欠航になってしまいました。

    JALって公共交通機関じゃないんだ・・・と愕然とすると共に、恐らく長崎便は

    地方行政団体からの補助金なども入っているかと思われますが、それらの扱いはどうなるのか?

    と興味がわきました。

    OTAのダイナテックパッケージで予約されているお客様などはどうするのでしょう???

     

    こんな時だから何でもあり!?といった感じなのでしょうが、事態の終息後の検証は

    必要です。

    長崎は走っている車も通常通りの混雑で、コロナ?という感じでした。

    長崎は歴史的に「出島」の存在があり、鎖国時代も海外と繋がっていたので、疫病に対する

    リテラシーが他地域よりも高く、冷静に行動されているのかもしれません。

    2020年03月05日

    問題は「キャンセル数」ではなく「予約」が鈍ること

    伊豆に主張でした。

    三島~修善寺までの伊豆箱根鉄道はいつもと同じような混み具合。
    ただ、修善寺から旅館までの道路はいつもと比べ各段に車が少なかったです。

     

    訪問先の旅館様で、今回の新型コロナ騒動に関して
    「キャンセル数を各方面から聞かれるけど、キャンセルよりも
    新規予約が入らないことの方が問題なのに、そこわかってるんですかね?」
    という話になりました。

     

    一時的な「キャンセル」については仕方ない面はありますが、今後の「予約」
    が入らないと当然キャンセル数も減ります。
    そのキャンセル数が減ることが正常化したというわけではないので、政策に
    関る方々はそこを理解して集計してもらいたいものです。

    2020年03月04日

    公共交通機関も需要に応じて減便あり!?

    熱海に出張でした。

     

    神戸空港→羽田空港はかつてないほどガラガラ。

    羽田~品川も途中までは人もまばらでしたが、品川に着くころには満員電車に。

    品川~熱海の「こだま」はまたガラガラ・・・という感じで長距離移動交通機関は

    閑散状況でした。

     

    このような状況のせいで、ANA&JALが国内便も急きょ欠航に、というニュースも流れ

    今週金曜の出張時に使う予定便が欠航になり、急きょ別便を予約しました。

    公共交通機関といえど、需要がないからといって減便することができるんだ・・・と

    驚くと共に、こうなれば何でもアリだな~、、、と。

     

    後世、コロナパニックとして記録されることでしょう。

    2020年03月03日

    当世飛行機空席状況

    有馬温泉に出張でした。

    有馬温泉はこのシーズン、卒業旅行の若いお客様で賑わっていました。

    何でもこの新型コロナ騒動で海外旅行をキャンセルし、国内旅行に振り替えて

    おられるお客様も多いそうです。

     

    訪問先の旅館様で「飛行機人乗ってます?」とご質問があったので、明日搭乗予定の

    神戸空港→羽田空港便の空室情報を見てみると↓な感じでびっくり!

     

    平時はTDRへ行くファミリー、カップル、グループ客で溢れていますが休業の影響が

    大きいものと思われます。あわせて、出張自粛もきいているのでしょう。

    この騒動、1日もはやい終息宣言を願うばかりです。

    2020年03月02日

    「卒業式」より大切なこと

    政府の全国一斉休校依頼により神戸市の中学校でも卒業式が一旦延期となったようです。

    私の中学校卒業時が阪神淡路大震災と被っていたので、卒業式ということに対して

    過度な思入れはありません。

    ※阪神淡路大震災時に世の無常さを嫌というほど垣間見たので、そういったセレモニーが

    馬鹿馬鹿しく思えていました。

     

    世の中、過去の一行事をやたらにひっぱる人もいるようですが、大切なのは過去ではなく未来です。

    ですので、いっそ今回の新型コロナ騒動で「そういったこと」をもっと教えておく方が社会に出て

    から役に立つのではないでしょうか?

    2020年03月01日

    新型コロナによる美容室の影響

    新型コロナの影響であらゆる業種で「自粛拡大」になる前に、髪を切って

    おこうと美容室に行きました。

     

    集客が厳しいだろうな~という予想に反して大繁盛しており、美容師さんによると

    ・子供が休校になる前に髪をきっておく(今日は休日なので父親に子供をみてもらっている)

    ・卒業式、あるかないかわからないので直前ではなく、先に髪を切っておく

    というお客様がここ2~3日殺到されておられるとか。

     

    もちろん、卒業式に伴うキャンセルも多いそうなのですが、消費者の行動は

    おもしろい(不謹慎ですが)ものです。

    まだ兵庫県は感染者報告が0なので、こういった現象が起こっているのでしょうが

    今後はどうなるか不明です。

    あらゆる業界で今回の騒動ははじめて、でしょうから様々な想定外が起こるでしょうが、

    終わりがないわけではないので、前向きに進んでいきたいものです。

    2020年02月29日

    中国製品の在庫確認の必要性

    新型コロナウィルスの影響の影響で中国からの輸入に変調をきたしています。

    先日も会議で支配人から幹部に向け

    「現在TOTOのトイレが新型コロナウィルスの影響で中国からの部品調達に

    時間がかかるそうなので、いつも以上にトイレの清掃には気を付けてください」

    と号令がかかりました。

     

    それ以外も「中国製の足袋の在庫が●月までしかなく、現在代替品を調査中です」

    など切実な話題もありました。

     

    4月にリニューアルOPENするホテルの家具が中国製だったらしく、リニューアルOPEN時期を

    延期、などという話も聞いております。

     

    しばらくは「適正在庫」の考え方よりも、代替品のルート確認やいつも以上の在庫ということを

    考えていかないといかない時期です。

    2020年02月28日

    スイテます「飛騨高山」

    飛騨高山に出張でした。

     

    週末の金曜日でしたが、往路の新幹線は平時の1/6程度の乗客。
    ワイドビューひだもアジア系観光客のお客様皆無・・・という状況でした。

     

    飛騨高山の古い町並も↓のような感じでした。

    これだけ人がいない飛騨高山も近年ありませんが、じっくり観光するには最適のシーズンです。
    実際、若いグループ客やカップル客も多く、インバウンド客でごったかえしていた頃には見られない
    客層がいらっしゃいました。

     

    新型コロナウィルスの影響を考えると頭のイタイ観光業ですが、こんな時だからこそ!

    という観光もあります。

    前を向いて進んでいきたいですね。

    2020年02月27日

    スキー場受難の時代

    レンタカー旅路でした。

    道中、雨&霙&雪と冬らしい天候でした。

    ただ、例年雪で真っ白なエリアも今年は茶色が目立ち、スキー場は大変苦労されている

    ようです。雪が降った!と思えばすぐに溶け・・・で営業もままならないとか。

    当該エリアでゴルフ場とスキー場を経営されている企業の話によると、スキーがダメ

    な分ゴルフ場は盛況とのことですが、このような状況が続くとスキー場は閉鎖しないと

    いけない・・・という話になっているそうです。

     

    確かに雪が降らないことには経営努力も何もあったものではありません。

    スキー場受難の時代は続くことでしょう。