• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年02月12日

    雨の長崎にて

    大雨の長崎に出張でした。

    霧と雨で目の前が真っ白になるくらいの雨は久々でした。

    幸い気温が高かったのでアイスバーンにならなかったのが幸いです。

     

    訪問先の旅館様では新型コロナウィルスの影響もなく1月&2月も絶好調でした。

    ただ、ランタンフェスティバルなどの集客が厳しく、市内の宿泊施設は苦戦している、

    とのこと。また修学旅行の中止も相次いでいる、という話も伺いました。

     

    海外からのお客様が減るのは理解できますが、日本人の修学旅行となるとやりすぎな感が

    あります。

    この騒動、一日も早い終息を願っております。

    2020年02月11日

    マスク着用にするならすべてのスタッフを

    ある大型ホテルに泊まっていました。

    フロントの皆さんから売店の皆さんに至るまで館内の方々はマスク着用されておられました。

    特段、新型コロナウィルスの対策などの掲示物はなかったですが、このご時世なのでクレームを

    言う人は見かけませんでした。

     

    しかし、???と思ったのが食事処(レストラン)スタッフはマスク着用していなかったこと。

    さらにオープンスペースで調理風景も見ることのできるレストランだったのですが、コックらしき

    人がマスクをずらして着用しており、意味がない・・・。

     

    繰り返しますが、このご時世なのでスタッフがマスクを着用していたからと言ってクレームを

    言う人は少ないでしょう。むしろ、中途半端な着用をしている方が問題かと思われます。

     

    「不徹底」がクレームの温床になる、と傍目で見ていて実感しました。

    2020年02月10日

    ネットも電話もwi-fiもつながらないとこも一つの「ウリ」

    昨晩は久々にネットもwi-fiも電話も通じない秘湯の旅館さんに泊っていました。

    温泉も夜10:00には終了ということで、案内を聞いた時には「早いかな?」と

    思いましたが、案外何もすることがないので、その時間前に就寝、となりました。

     

    考えると日が沈むと寝て、日が昇って起きてという生活を古来からしていたので

    そちらの方が自然なのかもしれません。

    今の時代、ネットも電話もwi-fiもつながらないとこも一つの「ウリ」なのかも

    しれません。

     

    チェックアウト時、「カード使えますか?」と伺うと「今申請しているのですが

    なかなか進まないのですよ」と。

    まぁ、仕方ないよね、と思える大らかさがある旅館さんでした。

    2020年02月09日

    地方百貨店に見る地方衰退の要因

    鹿児島の中心市街地、「天文館」近辺を歩きました。

    南九州最大の繁華街を謡うだけあり、規模の大きさは実感できました。

     

    その中で、老舗百貨店に行ったのですが、昭和の香り満載で驚き・・・。

    先日も東北で老舗百貨店が倒産、というニュースが流れましたが、同じような

    傾向を感じた次第です。

     

    売場の華やかさもなく、ロードサードの他店の方が頑張っている感が満載で

    売っている商品も・・・。

     

    老舗ブランドに過度に依存するとこうなるのか、売り場に投資しないだけなのかは

    わかりかねますが、

    売場に投資するだけの力がない

    →集客が厳しくなる

    →ますます投資する力がなくなる

    のループ。。。

     

    地方衰退の一端を垣間見た気になりました。

     

    2020年02月07日

    新型コロナウィルスの影響なく絶好調!

    上諏訪に出張でした。

    今期、一番寒い冬だったようで、上諏訪駅に到着した時点でマイナス4℃。
    今朝の最低気温はマイナス8℃だったようです。

     

    訪問先の旅館様では、新型コロナウィルスの影響もなく1月の売上が過去
    最高レベルでした。
    元々、1月~3月は低稼働時期にあたるので、日本人向けに様々な施策を
    講じたことと、上諏訪エリアに元々あった旅館さんが建て替え中で、その
    お客様が押し寄せた、といのが主要因です。

     

    コロナの影響で全国的に観光業は低調、というニュースが流れていますが
    関係なく順調な旅館様もあります。

    マイナスの話題に引っ張られることなく、地道な経営を続けている旅館が
    勝ち残る時代です。

    2020年02月08日

    鹿児島空港にて

    鹿児島に出張中です。

     

    伊丹→鹿児島空港の夕方の便を利用したのですが、空席が目立ちました。

    旅行需要はやはり低調のようです。

    ただ、鹿児島空港に到着するとかなり混雑しており、バスの停留所などは大混雑でした。

    さすが九州はバス移動文化が発達しています。

     

    鹿児島空港に降り立つのは久々でざっと見ただけで様相が変わっていました。

    帰路、じっくり空港を探索したいと思っています。

    2020年02月06日

    「京都」は「今」が旅行しどき

    新型コロナウィルス騒動の影響で国内外の旅行需要が減少しています。

    あるOTAで京都エリアを検索すると最近出来たホテルがペア5,000円(税別/一人2,500円)で

    販売されておりビックリ・・・。

    検索結果画像を掲載しようと思いましたが、やめました。。。

     

    「ホテルが足らない」と煽って建築した結果がコレです。。。

    上記のホテルも部屋に空気入れておくくらいなら安値で泊まらせた方がマシ、との判断でしょうが

    それをすることにより、既存の宿泊施設の料金も下に引っ張られます。

    昨年の関西空港閉鎖の時にも同じようなことが起こりましたが、今回のケースは終息が読めない

    のでタチの悪さは比べ物にもなりません。

     

    外国人観光客の皆さんがたくさん泊りに来るので、ホテルが足りない!と一時期の過剰な状況を

    もとに客室を増やすと、今回のような需要減退期に大きな反動を食らってしまいます。

     

    何事も程度というものがありますので、流行に乗せられての経営は危険、と再実感しました。

    現在、外国人観光客の皆さんであふれかえる「前」の京都の状態でしょうから、この時期に

    「京都」を旅したいと計画中です。

     

    2020年02月05日

    非常時こそ「日常」を大切に

    有馬温泉に出張でした。

     

    新型コロナウィルスの影響で有馬温泉全体の料金が下がっており、

    「えっ!?こんな料金で宿泊できるの?」という旅館が多くありました。

    非常に不謹慎な話ですが、弊社クライアント先様にお客様が「コロナ割引ないですか?」

    と電話してきた、という話を伺った時には倒れそうになってしまいました。

     

    旅行需要<供給、の状態になると様々なことが起こります。

     

    この騒動、終息のメドは不明瞭ですが、こんな時だからこそ来ていただけるお客様に

    最大限楽しんでいただけることと、衛生対策を徹底しましょう、と。

    非常時こそ「日常」を大切にしていきたいですね。

    2020年02月04日

    海外からの観光客“ばかり”に依存する危険性

    新型コロナウィルスの問題が随所で広がっています。

    「何か影響ありますか?」と全く普段通りの旅館様もありますが、「出控え」の問題が

    全国的に出てきているように思えます。

     

    今日も、日中所用後に神戸阪急地下食品街を見て帰りました。いつも以上に「人がいない」

    というのが感想です。一時的なものにせよ、一種の恐慌状態に陥っているものと思われます。

    こうなると、何かがキッカケで一気に今までのたまっていたうっぷんを晴らすように消費が

    発生しますが、終息が見えないので予測が困難です。

     

    海外からの観光客“ばかり”に依存する危険性が、昨年からの日韓問題以上に噴き出た今回の事案。

    特定の事象に「依存」することの恐ろしさと、その「依存」がなくなった時の影響の大きさを実感しております。

    2020年02月03日

    設計段階から「現場の声」を取り入れる

    熱海に出張でした。

    昨晩に引き続き、設備投資の話を現場の皆さんも交えて実施していました。
    多方面からの意見が出て、より事案が磨かれた感があります。

    打ち合わせ後、設計士さんから「皆さんすごく勉強されて、意思をもって仕事
    されてますね!すごいです!」と驚いておられたようです。

     

    設備投資案件は経営陣だけで決定することが多いですが、その設備を活用するのは
    現場の皆さんなわけですから、設計段階から「現場の声」が入ると入らないではその後の
    活用法に大きな違いが出ていきます。

     

    そんな「現場力」がある宿はやはり強いと再実感しました。