Author:大坪敬史
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福井県に出張中です。
訪問先で地域の観光地に、軒並み連れていっていただきました。
「観光客」の視点ではなかなか訪問しないような場所も、地元の良さを
わかっていらっしゃる方が案内するとまた違った魅力が出てきます。
地域を愛する地元の人が案内する「観光」という切り口でよい成果に
繋がりそうでワクワクしながら、様々な観光地を見させていただきました。
地元愛を「集客」にうまくつなげていっていただきたいと願っております。
神戸に戻ってきました。
帰路、新千歳空港の飲食店や売店を見て回っていたのですが、何店舗か
シャッターが下りていました。
おそらく、コロナ禍で需要減退の状況になり、店を閉めておく決断をされ、
連休で需要が回復しても、店を開けることができなかったものと思われます。
また、売店にはおにぎりなどのご飯系の商品が品切れを起こしており、こちらも
「お客様が少ない」モードからの脱出ができなかった(需要予測ができなかった)
ものと思われます。
一度、長期的に需要が減退すると、一時的に需要が戻った時に顧客の満足度を
低下させることになり、これが続くと負のスパイラルダウンに陥ります。
観光が日常に戻るには、需要が日常に戻らないといけない・・・と改めて実感いたしました。
ある世界的に展開しているブランドホテルチェーンにチェックインしました。
16:00頃のチェックインで、連休ということもありフロント前は大行列。
コロナ対策お願いします、と言われたったまま20分ほどたち、チェックイン手続きへ。
そこで「お客様のお泊りのお部屋の清掃が済んでいないので、お部屋におが入りいただけ
るのは18:00すぎになります」と当たり前のように言われました。
当日このホテルを予約したのではありません。過去、国内外を問わず様々な宿泊施設に
泊まった経験がありますが、過去このようなことを言われたことは一度もありません。
あまりにも不条理なので、「明らかな宿泊契約違反ですよね?返金などはるのですか?」
と聞くと自信満々で「一切返金はございません」と言われました・・・。
その後、「レイトチェックアウトはお付けできます」と言われましたが、明日は朝早く
出発予定なので、そのような特典は必要ありません。
このやりとりの前にも、夕食はいらない(1泊朝食付きのプランで宿泊)と言っているのに、
混雑しているから夕食会場に行ってもお待ちいただきます、と、「会話」する気があるのか
という対応で、トドメがチェックイン時間に部屋に入れない、ということでした。
ホテル業界では、こういったことが「常識」なのか???
旅館業では、聞いたことがない話なので、大変驚愕した次第です。
大雪山のふもとのホテルに泊まっていました。
朝、8:00頃ホテルを出ると、大雪山に登る方々の車で大渋滞していました。
登山は三密とは無関係なので、コロナ禍でも大盛況なのでしょう。
登山口に近いホテルでしたので、そういったことも含まれての宿泊料金と
妙に納得しました。
(単純に1泊2食とすると、連休とはいえ価値/価格があってないのでは?
と思いましたが、登山口ということで朝一から登山できるということが価値なのでしょう)
宿泊施設には様々な「価値」があり、「値段」が決まるのだな~と改めて実感いたしました。
北海道に出張中です。
宿泊先のホテルのフロントで夕食のバイキング時間の照会がありました。
「17:30 or 19:00からになります」と聞かれたので「19:00でお願いします」と
回答すると「その時間は団体ツアーのお客様と同じになりますが・・・」と言われ
結局17:30からのスタートにしました。
フロントとしては、どちらかというと早い時間に誘導したかったでしょうから
「団体ツアーと同じ」というのは切り札ワードです。
四連休の初日に団体ツアーを入れなければいけないほど、宿泊産業が疲弊しているのか・・・
と何とも言いきれない気分になりました。
人生初のPCR検査を受診しました。
(結果は陰性でしたのでご安心ください)
私がコロナに罹患したような状況になり、PCR検査を受診したのではありません。
ある公的業務を受注し、当該地域に出張するにあたり、訪問日までにPCR検査を
受診し「陰性」であることの証明をしなければ、現地で業務をすることができない、
という条件があった為の受診です。
「陰性」と判明し、当該地域の方々に安心していただく、ということは重要ですが
受診費用が1回36,000円・・・。
安心の値段としては高すぎるように感じますが、PCR検査陰性が免罪符になるので
あれば、それも仕方ないのかもしれません。
今回の検査、前日午後に受診し翌日朝一に結果が判明する、というスピードですが
値段&スピードとも、改善されるようになればより経済も動くようになるのか?
とも思えました。
ある地方クライアント旅館様で伺った話です。
全国の宿泊業同様、こちらの旅館様でもコロナ禍で返済がSTOPしている状態です。
メインバンクと2番手は地方銀行、三番手は地域信用組合という借入構成なのですが
2番手から、「こんな時期だけれどもモニタリング会議を開きたい」という照会が
あったそうです。
その内容をメインバンクに相談すると「今、モニタリング開いても先行きがまだ
不透明なので必要ですか?」という感じになり、結果的にモニタリング会議は
今期は未開催と決定されました。
その決定以前に地元信金さんの支店長にも同様の照会をすると
「おたくの旅館の顧問税理士さん、東京からいらっしゃいますよね?
その方がコロナにり患したと判明した場合でも私が濃厚接触者とならないようにお願いします」
(要は、その東京から来る顧問税理士さんと距離をとった座席配置にしてください)
と言われ、面食らったそうです。
モニタリング会議を開く開かないより、東京在住の人と「どう会うか?」の方が
重要とは・・・。
地銀さんは未だ大都市圏との交流がある(支店が大都市圏にもある)ので、そこ
までコロナに過剰反応されませんが、当該地域だけで営業している信金さんなどの
本音は上記のようなものなのでしょう。
歴史的に宿泊産業は「他者を受け入れる」ということに関しては、全業種で一番
アレルギーがないと言っても過言ではありませんので、そこまで大都市圏の方に
過剰反応する方とお会いしたことはありません。
しかし、地方「のみ」で生きている人たちにとっては、この信金さんの支店長の
ようなお考えの方がまだまだ本流と思うと、何とも言えない物悲しさを感じました。
新潟に出張でした。
訪問先の旅館様では9月も引き続き大忙し。
心なしか皆さん疲れている感じでした。
GOTOトラベルの影響で、「高単価客室」&「高単価プラン」ほど先に売れ、
結果的に標準タイプの客室の動きが悪いという話に。
単価を上げようとMD構築してきたので、良い結果なのですが、そうはいっても
標準タイプの客室ももっと売ろう!と協議しておりました。
単純に安くしても、動かないので付加価値をつけ、特定客室のみ紐づけて・・・と
施策をうっていただきましたが、なんだかおかしな「悩み」です。
国の補助が入ると、こういうことが起こり、対策が必要と時限的な施策ですが
実感しました。
群馬に出張でした。
訪問先の旅館様でHPリニューアルの話になり、協議していました。
今の写真の撮り方の主流は?などという話にもなり、最新を求めるより
宿にあったHPを、という方向で話が決まりました。
このご時世ですが、ヒドイHP製作会社・カメラマンなどもまだ生き残っているので
そういった方々と付き合わないようにするのもノウハウですが、まだまだ著作権や
「こういうものですから」と押し切られている旅館もあるようです。
キチンと仕事をする製作会社さんほど、宿の言うことをまずは聞いたうえで
提案をしてきますが、そうでない業者さんも多いようです。
そういった点にも気を付けてもらい、よりお客様が「行ってみたい」と思える
HPにしていただこうと考えております。
群馬に出張でした。
流石に9月中旬にもなると、日中でも涼しく夕方はさわやかな風が吹き抜けていました。
訪問先の旅館様ではGOTOトラベル効果もあり、夏が終わっても忙しい毎日とのこと。
昨日も予約の数が多すぎ、処理するのに相当の時間がかかったとか。これでGOTO東京除外
が確定したらさらに忙しい秋になりますね、と話をしておりました。
ご旅行のお客様に喜んでいただける施策とともに、業績向上の施策を仕込んでいただいたので
成果が楽しみです。
好調な時こそ、「次」を見据えた策が必要です。