• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2016年07月08日

    地方人口激減時代と因習

    出張予定の日でしたが、前日「親戚に不幸がありまして・・・」と社長よりご連絡いただき、出張が延期になりました。

    以前、「田舎での葬儀の大変さ」を十分に伺っていたので、ご愁傷さまです&お体にお気をつけください、と電話口でお伝えしました。

    その地方は通夜から葬儀の流れが長く、しかも多くは「自宅」で葬儀を行うため、手伝いをする人手の多さもハンパないそうです。
    しかも、一度行かなければ「○×さんは■▼さんの時にはきて、今回は来なかった」と言われるそうです。

    逆に手伝いにいっても「○×旅館の女将さんにはそんな仕事はさせらないので・・・」と気遣うように言われるそうなのですが、行かなければもちろん陰口・・・というシュールな話を実感をもって以前聞かせていただいておりました。

    冠婚葬祭の重要性を否定する気は全くありませんが、時代によって人の働き方や「ありよう」は変化してきます。
    守るところは守り、今に合わせるべきところは合わせるのが正しいと個人的には思っていますが、そのような行動を地方でとると村八分ということになるのでしょう。

    地方の人口激減の時代、こういった因習ともとれる不合理なイベントは「どう」なっていくのか?
    今後に注目したいと思います。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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