Author:大坪敬史
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ある金融機関様からクライアント先様旅館のリファイナンス案件でご連絡をいただきました。
こちらの旅館様はP/L上の利益は出ていますが、過去から積みあがった金利で出した利益を持っていかれている状況です。
メインバンクではありませんが、貸出比率2位の金融機関が主導となりスキームを構築中です。
経営改善計画書作成に当たっての業績見通しや、今後の戦略など話をしていました。
年次のP/L上の収益は出ていても、B/Sがガタガタ(現在の経営者に起因する負債ではなく、負債も引き継いだケースが多い)という旅館が多く、生かさず殺さずの方針で「放置」する金融機関が多いのも確かです。
しかし、今回の事例のように、「事業」そのものにフォーカスしメインバンクではない金融機関主導でのリファイナンスが盛況になってきました。
弊社のクライアント先様でも昨年、某大手地銀から某信金に借り換えを起こし、大幅に金利が下がったケースもあります。
金融戦国時代、抜本的な改革を行わず、方針として「放置」を慢性的に続けていく金融機関は、積極的な金融機関に乗り換えされてしまうでしょう。
ある経営者の方が
「うちの宿は金利取られすぎ。今度アディーレに相談してみようと思っているんです」
と笑いながらおっしゃっておられましたが、過去の金利は消費者金融もビックリのケースも多くあります。
「事業」を継続していくことに価値が見いだされていく時代になり、こういった歪なケースは様々な手法で正常化されていくことでしょう。
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