• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2022年05月28日

    現況下における「インバウンド需要」取り込みの注意点

    6月10日より外国人観光客受け入れ緩和がスタートします。
    全国版GoToトラベルを実施する前にインバウンド客受けいれ、というハチャ
    メチャな政府施策ですが、円安の今こそインバウンド需要を取り込まなければ
    なりません。

     

    これを見越し、外資系OTAなども人材を再雇用しているのか、動きが活発に
    なってきました。国内OTAも今度こそ外資系OTAに負けない為、施設側に必死の
    部屋だし・プラン出し依頼をしています。

     

    コロナ禍前に積極的にインバウンドを受け入れた地域にある宿などは、現段階
    から積極的なインバウンド展開もありですが、そうでな宿は一旦立ち止まって
    考える必要があります。

     

    つまり、政府の施策が不明瞭の中、
    ・中途半端に海外に売られても、日本の鎖国状態如何で入国できない可能性もあり、
    その場合、無駄に部屋を抑えることになる。
    ・インバウンド客が戻ってきたら日本のお客様が嫌がる可能性が高く、元々
    日本人比率の高い宿にとってはリスクの方が大きい。
    ということも考えていく必要があります。

    そういったことを冷静に判断する為、弊社クライアント先様で、インバウンド
    需要が無かった施設様については、しばらく様子見をしていただいております。