• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年12月18日

    荒んだ業務の中、「ほっこり」する話

    某地域に出張でした。

     

    GoToトラベル事業一旦停止の影響で当該期間にご予約のお客様から

    ・ほかのホテルは35%OFFにしているのに、おたくの宿は値引きしないのか?

    ・GoToトラベル適用外になると「私の宿泊料金はいくらになるのか?」

    等々、業務に支障をきたす電話が多発されている、とのことでした、

     

    ただ、お客様の中にも

    「菅と小池が業界を混乱させスミマセン。都民を代表してまず謝罪します」というような

    お電話もあるとか。

    もちろん、宿から「いえいえ、お客様に責任があることではないので、お気になされないで

    ください」と回答するそうなのですが、荒んだ業務の中、ほっこりした気分になる、とおっしゃって

    いました。

     

    様々な考え方、思想がありますが、宿として大切なのは、「こんな時でも来ていただける

    お客様」。

    地方行政の中でも
    GoTo停止で県民限定宿泊補助

    など冷静な判断と具体的な対応に移しているエリアもあります。

    こういった動き、もっと全国で広がっていくとよいと心から願っております。