• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2023年06月17日

    公共交通機関維持の為に

    というツイートがされていました。

    兵庫県の最南部の神戸市と、北部にある湯村温泉をつなぐ路線の

    ようですが、示唆に富んだ投稿です。

    投稿の最後の部分に「路線バス維持のため」との記述がありますが、

    路線バス維持の為、観光路線を後回しにするということにもつながります。

     

    事業者の利益だけではなく、こういった観光路線がなくなると地域の

    住民にもマイナスです。

     

    ここまでくる前に、地方行政などとうまく協議できなかったのか?など

    疑問は残りますが、1日もはやい路線再開を願ってやみません。

    2023年06月16日

    インバウンド僻地でもインバウンド客増加中

    新潟に出張でした。

     

    朝起きると滝のような雨でしたが、日中は晴れ間が戻り

    夏らしい気候になっていました。雨に彩られた緑も美しく

    土日は絶好の観光日和になりそうで何よりでした。

     

    訪問先の旅館様では、ふらっと外国人観光客の方々が下見に

    秋の貸切を申し込まれたとか。

    確実にインバウンド僻地の旅館様ですが、こういった地域にも

    インバウンド客の皆さんが興味をもっておられることがわかり

    良い宿を見抜く感度に驚いた次第です。

    2023年06月15日

    初夏の新潟より

    新潟に出張中です。

     

    あいにくの小雨でしたが、田んぼに張られた水面に緑の稲が

    なびき、この季節独特の景観をつくりだしていました。

    訪問先の旅館様近くの蛍スポットにもホタルがとびはじめたとのことで

    コロナ禍になってから中止になっていた「ホタル祭り」も今年は開催される

    予定とのこです。

     

    最近は個人のお客様に加え、同窓会のお客様も増えておられるそうです。

    こちらもコロナ禍で開催できなく、久々の開催なので料金などもコロナ禍以前

    より上がっていても問題ない、とのことでした。

     

    都会からのお客様もマスク着用されていないことが多いとのことですが、

    特にトラブルなく楽しんでおられるようです。

    こういった「しなやかさ」が日本人の特性ですので、このまま平時の

    世の中になってもらえれば・・・と願っております。

     

    2023年06月14日

    脱いだ浴衣は「どうすればよい?」

    有馬温泉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様の現場スタッフ様より
    最近、インバウンドのお客様で廊下などで脱いだ浴衣をお持ちになられて
    「この浴衣はどこに置けばよいか?」というご質問を多くいただくようになったという
    話を伺いました。

     

    確かに、日本人であれば「着た浴衣は部屋に置いておく」ということは常識ですが、
    外国人観光客の方々からすれば浴衣を着るのも初めてなわけで、そりゃわからない
    ですよね、という話に。

     

    コロナ禍以前は、そういった案内をしていたのですが、コロナ禍でインバウンド客が蒸発し
    そのままになっていたので、再度オペレーションを見直そう、という結論になりました。

     

    確かにインバウンド客が一気に増え、蒸発してしまったので、オペレーション上変更する
    点も多くあります。

     

    こういった声が現場からあがってきて、改善の動きのできる宿が今後生き残っていく
    のだろう、と思いつつ濃い会議をしておりました。

    2023年06月13日

    公共交通機関の「車内温度」の標準化

    京都に出張でした。

     

    気温が一気に上がった日でしたので、インバウンド客の皆さんも
    暑そうに薄着で観光されていました。
    ただ、阪急電鉄の一部車両は極端に冷房がきいておりジャケットを
    羽織っていても寒い位でした。

     

    特急や準急、普通列車によって冷房の強度が違うようで、日本に住んでいる
    我々でも車内温度に合わせるのは大変ですので、インバウンド客の皆さんは
    もっと苦労されていると思われます。

     

    「どこ」に基準をもってくるかは難しい問題ですが、夏の公共交通機関の「温度」
    の標準化もいずれかの段階で必要となってくるのでは?と思いつつ、暑い京都
    の街中を歩いていました。

    2023年06月12日

    熱中症予防情報サイト

    環境省が告知している「熱中症予防情報サイト」を見てみました。

     

    デザインや見やすさはどうか???と思う節は多くありましたが、

    掲載されている情報は為になることが多かったです。

     

    観光業においては、これからの時期に出歩く観光客も多く、実際に

    熱中症に罹患したと思われる人に対処することも多くなってくるでしょう。

    さすがに冷房の効いた宿館内では危険は少ないでしょうが、飲酒後の

    入浴なども重なりそういった症状が出ることも想定されます。

     

    コロナ禍で体力づくりが衰えた中、旅行に出かける人も多くなってきましたので

    受け入れ側としての対策は必要な夏と思われます。

    2023年06月11日

    はばタンPay+(プラス)

    兵庫県が『プレミアム付きデジタル券 はばタンPay+(プラス)』を販売するようです。

    このはばタンは兵庫県のゆるキャラですが、恐らく兵庫県民でも知っている人は少ないでしょう。

    こういった事業、県独自のアプリを使って行うと、事業者&消費者共々手間がかかるので

    大手決済サービスで特典を付けた方が広がりも経済効果も高いと思われますが、全国各地

    でこのようなことが行われているので、その流れに兵庫県ものったのでしょう。

     

    また、権利を購入して使わない(忘れる)人も多いのでしょうから、県に一定の収益

    を入るのも狙っているのでは?とも思われます。

     

    旅館業などでは、使える施設は少ないでしょうが、「使えない」ということもスタッフ

    などに周知が必要であり、こういった補助のやり方ももっと協議されるべき時期にきている

    と個人的に考えております。

    2023年06月10日

    書店でのボランティア活動に思う

    三宮の某書店に行くと、ユニセフの寄付を求める人が店内におり

    道行く人に支援を求めていました。

     

    ボランティア活動をする、しないは個人の自由ですし、行動そのものを

    批判するわけではありませんが、本を探しにきている人たちに声掛けを

    することに違和感を感じました。

    静かな空間で本と向き合い人も多く来店しているでしょうから、その客層を

    まっこうから否定することとなります。

     

    かくいう私もいつもより足早に書店を後にしましたが、こういった行動が

    マイナスに働くこともあることも理解していないのでしょうか?

     

     

    2023年06月09日

    リニューアル露天風呂付客室、ほぼ完成!

    長崎に出張でした。

     

    訪問先の旅館様ではリニューアル客室がほぼ完成し、明日は経営陣の方々が
    試泊して最終チェック!という段階まで進んでおりました。

     

    現場責任者の方などと共に客室の使い具合やオペレーション上の注意点の
    再確認を行い、夏に向け予約がどんどんはいってきそうな感がありました。

     

    図面でのイメージとは違い、出来上がってきた部屋を確認してからこその
    アイデアなどもあり益々繁盛されることでしょう。

    2023年06月08日

    「避難宿泊」再び

    インバウンドバブルの影響で都市部のビジネスホテルの値段も上がってきています。

    先日もある東京に本社のある企業様と打合せをしていた際、
    「東京に泊まるより、高崎(群馬)に泊まって新幹線往復移動した方が結果的に
    安い・・・」と嘆いておられました。

     

    もちろん、市場が活性化して外貨を獲得することはよいことですが、単純な宿泊に
    以前1万円以下で泊まっていたホテルが3万円近くまで値段があがっていると、
    「他探すか」という動きにならざるをえません。

     

    私も東京近辺で宿泊せざるをえない時は新横浜などに避難宿泊していますが、
    その避難先もどんどんなくなっていくことでしょう。

    こういったことをするのはコロナ禍後、初ですので本格的に市場が戻ってきて嬉しく
    思いますが、消費者として過度な料金波動はいかがなものかと実感してしまいます。

     

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