Author:大坪敬史
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加古川に出張でした。
久々に山陽電鉄に乗りましたが、車内のポスターもなく(おそらく広告主が見つからず)、
ひっそりとした車内でした。
密対策はバッチリですが、この状態が続くと大幅なダイヤ削減などが予想されます。
今日も初めて訪問する場所だったので、駅すぱーとで調べてから移動したのですが、
その駅すぱーとですら山陽電鉄の最新(間引き運転後)のダイヤが反映されておらず
驚きました。
地方公共交通のリアルな衰退の場を垣間見た気がして背筋が寒くなった次第です。
7月に決まっている出張の為の航空便を予約していました。
5、6月よりはマシですが、未だ欠航便がチラホラあり、以前のような
スムーズな移動が難しいのが現状です。
ただ、ハイシーズンに入るので航空料金は上がってきています。
欠航&料金UPとユーザー側を無視した施策は、私のように飛行機を使わざる
をえない人にとってはそれほどではありませんが、旅行などで飛行機を使う
人の中長期的な減少につながります。
日本においてもLCCの台頭など、航空の自由化が成されたときにコロナ禍ですので、
その流れが途切れることのないように願っています。
「移動」の部分に過大なコストがかかるとなると、人の動きが阻害されるのは
間違いありません。
京都を巡ってきました。
三室戸寺~宇治~清水寺~八坂神社~河原町~錦市場と歩いてきました。
↓は三室戸寺の紫陽花。思ったよりも人出がありにぎわっていました。
ただ、清水寺界隈は写真を撮るのもはばかれるくらい閑散としており、店舗も半分以上
閉めた状態でした。
また開けている店も品揃えを絞り込み、以前のような豊富な商品群は揃えておられません。
当たり前のことですが賞味期限ロス等を考慮すると、貧弱な品揃えにせざるをえないでしょう。
ただ、河原町近辺やJR京都駅は多くの人でにぎわっており、観光地よりも繁華街の方が先に
人が戻ることを実感しました。
京都ならではの雰囲気を感じるには良い時期ですが、やはり寂しさを感じた次第です。
長崎に出張でした。
訪問先の旅館様では、夕食や朝食で出していてお客様から
「買いたい!」とよく言われるメニューを商品化しよう!と協議して
おりました。
料理に定評がある旅館様なので、様々なメニューが候補にあがり、
盛り上がりました。
やはり実際に召し上がっていただき、そこでの評価に勝るものはありません。
食品衛生法などの各種法令をクリアし、安心安全に旅館のオリジナル商品を
買えるような仕組みは、業界全体で必要と感じた次第です。
長崎に出張中です。
長崎空港に到着した時は蒸し暑く、ジャケットを着てられないような気候でしたが
山を上がっていくと徐々に爽やかな気温に変わってきました。
避暑地として発展してきた温泉地は、やはり夏は強いですね。
訪問先での旅館様では、連泊用の夕食をいただきました。
料理に定評のある旅館様なので、味・量・見た目共に素晴らしいクオリティでした。
地元の食材を「使う」だけだと誰でもできますが、その食材を使って料理のクオリティを
上げることは誰でもできることではありません。
地域観光振興策やGoToトラベルリスタート時に、大きな評判になることは
間違いありません。
某地域、某駅前の地元資本のスーパーの入り口に
「全従業員 1〇〇名、PCR検査陰性です」のポスターが貼って
ありました。
また同様に店内放送でも同じ内容が繰り返し放送されており・・・。
地元(神戸)のスーパーや百貨店でそのような表示や放送を聞いたことが
なかったので大変驚きました。
ただ、いくらPCR検査をして結果を公表しても「検査時点」がどうだったか?
というだけですから、意味あるのかな?とも思ってしまいます。
ただ、地方は地元資本のスーパーでもここまでしなければならないほど、コロナに
対する目は厳しいのだな・・・と改めて実感しました。
いずれ、「全従業員ワクチン接種済」などというポスターも出てくるでしょうが、
おかしな差別などが起こらないよう願っております。
上諏訪に出張でした。
朝、神戸を出るときは暑さを感じる気温で、上諏訪についても
気温はさほど変わりませんが、さわやかさが違います。
暑くなるにつれ、避暑地としてますます多くのお客様が訪れるでしょう。
訪問先の旅館様では、酒屋さんが定期的にいらっしゃるそうなのですが、
最近は「オリンピックやるのに宴会はダメなのか!?」といたくお怒りとのこと。
旅館での宿泊や宴会が減ると、当然そこで出す酒も減るので、酒屋さんも
厳しい状況です。
こういった地域の企業の「声」が中央に届いているのか大いに疑問です。
10年先とはいわず、ここ1年くらいで「コロナ対策」で「本当に結果が出たこと」
の統括をしてもらいたいものです。
有馬温泉に出張でした。
訪問先の旅館様で、ある施策をしていただいたのですが、その結果
6月の公式HP経由のネット予約比率が約15%ほどUPしました。
かけた広告費は微々たるものですので、大きな成果です。
客層や施設特性にマッチした結果ともいえますが、コロナ禍においても
効果を発揮する施策。
さらに地域観光施策やGoToトラベル実施に向け、仕込みをしていただき
ましたので、フェーズが変われば一気に爆発することでしょう。
お客様が旅行にいきたい気持ちが「マグマ」のようにたまっていますので
うまく誘導することが必要です。
を読みました。
昭和15年という戦争の足音が聞こえていた時代でしょうが、この時代の
「旅」にかける情熱を感じました。
令和の時代に残る宿などの記載もあり、そういった記載を見つける度に
「あっ!あの宿だ」と新しい発見があります。
残念ながら既に廃業してしまった宿やハゲタカファンドに買収された宿なども
ありますが、こういった古典を読んで「旅にでる」などの旅行形態も盛んになると
よいですね。
日本の宿、特に旅館の歴史の重みを感じた次第です。