• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2021年11月17日

    盛況:動画マーケティング!

    別々のクライアント先様より動画が届きました。

    非常にクオリティが高く良いマーケティングの素材になりそうです。

     

    人々の脳がスマホ脳化されているので、もはや映像コンテンツは必須項目です。

    動画をWEBとうまく組み合わせた企業が先んじていく時代に突入しました。

     

    本格的なクオリティが必須の動画はプロが必要ですが、それ以外でも旅館内部で

    撮影して情報発信できる事案も増えてきました。

     

    自称ユーチューバーや、中途半端に動画撮影をWEBUPする個人も増えてきたので

    それらに対する抑止力の意味でも、動画マーケティングは必要となってくるでしょう。

    (但し、玉石混合の世界ですから悪徳広告会社に騙されない必要はあります)

    2021年11月16日

    移動の活性化を阻害する「足」問題

    出張の予定が変わり、ANAの飛行機便を取り直したのですが、「予約」はできるけど

    「座席指定」はできない状態なっていました。

     

    国内の移動が活性化しているのに、移動する「飛行機の便」自体がまだまだ絞られているのか、

    機材ぐりをして、いつもより小さな機体で飛ばす予定が需給バランス見誤った為にこんな状態に

    陥ったのかはわかりかねますが、明らかに「足」の部分が移動に抑制をかけている現状があります。

     

    未だに「需要減退による欠航」という行為が認められえており、神戸便以外でも便数が少なく、

    出張予定がそれによって狂わされることもしばしばあります。

     

    ワクチン接種率も75%を超え、感染者数も激減している最中、いつまでこんなことを続けるのか・・・

    と事あるごとに考えさせられます。

    2021年11月15日

    秋の京都

    京都に出張でした。

     

    紅葉のシーズンということもあり、多くの人でにぎわっていましたが、

    インバウンドバブル時のような騒がしさはなく、落ち着いた京都を楽しめる

    最高の機会が今だと思います。

     

    ただ、そんな状況下でも店を開けていない店舗もあり、雇用調整助成金の闇を

    垣間見た気がします。

    お客様がいらっしゃるのに、商売をせずとも業が成り立つということは商売人

    の観点からはあり得ない話で、その歪みは必ず各方面に噴き出ます。

     

    鮮やかな紅葉を横目にそんなことを思いつつ、京都を歩いていました。

    2021年11月14日

    リアル店舗の縮小

    久々に神戸マルイのメンズコーナーに行くと、スーツの計測店?だけに

    なっておりメンズコーナーがほぼ消滅していました。

     

    いつからこの状態かはわかりかねますが、どんどん実店舗で買える商品が消え

    ネット販売に移行している現状は、知っているブランドは買えるけれども

    まったく知らないブランドに出会う機会の減少につながります。

     

    とすると、服飾商材にますます同一化の圧力がかかり、個性的なブランドが

    消えていく流れになるでしょう。

    百貨店の衰退が産業構造の衰退につながらないよう、各ブランドの積極的な

    情報発信や消費者と商品の触れあう場づくりが必要になると個人的に考えております。

    2021年11月13日

    地方で閉店した立地に再入店するには至難

    先日、出張で某温泉地のクライアント先様までレンタカーで移動していました。

    道中、先月は営業されていたコンビニが閉店になっており、そのことをクライ
    アント先様にお伝えしたところ

    「あのコンビニのメイン客層はうちの温泉地の旅館従業員だったのですが、
    コロナの影響で休業期間が増え、従業員が出勤する機会が減り、売上が激減し、
    本部から肩たたきにあったそうです」

    というリアルなお話を聞けました。

     

    雇用調整助成金で出勤を抑え、感染対策の為に人流を抑えるということは
    こういったことを全国で起こす要因にもなっています。

     

    地方において、一度閉店になった店舗がある立地に他の店が入店するという
    ことは相当ハードルが高く、地域の活力を削ぐことを加速させていないか
    心配になった出来事でした。

    2021年11月12日

    GOTOがあった昨年対比でプラス推移!

    新潟に出張でした。

     

    訪問先の旅館様は10月もGOTOトラベルがあった昨年対比でプラス推移と

    絶好調でした。直+ネットの施策がうまくはまっての成果ですが今後の経営の

    指針となるような10月でした。

     

    往路飛行機:新潟空港悪天候の為、伊丹にひきかえす可能性のある条件付き運航

    →新潟空港に近づくにつれ、ジェットコースター並でしたが無事到着

     

    道中レンタカーで雹にふられる・・・

     

    復路飛行機:欠航で代替便が用意され約1時間遅延

     

    復路空港バス:生田川IC付近で事故とのことで通常40分程で到着するはずがなんと120分超・・・

    と移動に泣かされた1日でした。

    まぁ、無事に神戸に戻れただけよしとしますが、久々に食らった感のある移動でした。

    2021年11月11日

    政府による売上減少圧力

    中小事業者に最大250万円支給へ 政府、給付要件は昨年より緩和

    というニュースを読んで倒れそうになりました。

     

    記事によると

    対象は、1カ月の売り上げが前年か2年前の同じ月より30%以上減った事業者。

    売り上げの減少幅が50%以上だった昨年の「持続化給付金」より要件を緩める。

    ただ、30%以上50%未満の場合、支給額を絞る方向で考えている。

    岸田首相は10日夜の記者会見で「事業規模に応じて11月から(来年)3月までの5カ月分をまとめて支給する」と説明。

    売り上げが年1億円未満の事業者に最大100万円、5億円以上では最大250万円とするほか、個人事業主にも最大50万円を支給する方向だ。

    とのこと。

    ポイントは過去ではなく、これからの「未来」について売上が減少したらその割合に応じて

    給付金を出す、ということです。

     

    ワクチン接種が進み、事態が収束にむかう最中、「頑張って売上を上げよう」とする事業者の

    意思をくじく天下の愚策です。

    これが過去の話であれば不正も少なく、実態に合わせた給付ができるでしょうが、未来において

    政府が売上減少圧力をかけて、どうやって経済を活性化させるつもりなのか意味がわかりません。

     

    18歳以下の子供に給付金を配ることに対しても所得制限をかけ、頑張って稼いだ人(事業者)

    ばかりが国に搾取され不利益を被る事態を異常事態と思う私が間違っているのでしょうか?

     

    2021年11月10日

    物流の停滞は経済に響く

    有馬温泉に出張でした。

     

    道中、雨に濡れた紅葉が美しく、平日にも関わらず多くのお客様で

    にぎわっていました。神戸から少しの時間で公共交通機関で移動できる

    有馬温泉の強さの一旦を垣間見た気がしました。

     

    訪問先の旅館様では新設の露天風呂付客室が着工中で浴槽の外枠も

    完成形が見え、有馬随一の部屋になりそうです。

    ただ、一部備品や設備類の納入がギリギリということで予定通りの完成に

    なるか予断を許さない状況とのことでした。

     

    物流や世界経済の流れの中の話で致し方ない部分はありますが、早く正常化

    された世の中になることを願っております。

     

    2021年11月09日

    より個人客に シフトした経営体制を!

    長崎に出張でした。

     

    火曜日ということもあり、伊丹空港の混雑具合は月・金ほどではありません

    でしたが、往復の飛行機もある程度混んでおり出張や観光需要が戻ってきたことを

    感じました。

    訪問先の旅館様もチェックイン時間には平日ですが多くのお客様でにぎわっていました。

    ただ、団体&募集旅行は皆無でほぼ100%個人客のお客様ですので、より個人客に

    シフトした経営体制を!ということで話が盛り上がりました。

     

    霧のかかる紅葉の風景は幻想的で仕事で訪問しているにも関わらず癒されました。

    日本のこういった地道に努力されている温泉地や旅館は「文化」として永続

    していっていただきたく考えております。

     

    2021年11月08日

    広告宣伝費を出した企業の言うことが正義なのか?

    新聞のTV欄を見ていると某ホテルGの代表がGOTOトラベル事業に

    対して提言云々の記述がありました。

     

    この某ホテルG、広告宣伝費を多大にかける影響かメディア露出が多く、

    好意的に発信されていますが、実態は・・・です。

     

    そんなGのTOPが観光、宿泊業の顔として様々なメディアで紹介される

    ことに疑問や憤りを感じておられる業界関係者は多いのですが、そういった

    ことは一切報道されません。

     

    この方の報道が成されるたびに「もう出てくるな!」や「あなたがなぜ日本の旅館の

    代表のようにしゃべっているの?」という声を多く聞きます。

     

    マネーゲームを前提とした経営をされている方の声に、実直に経営を続けてこられた

    声がかき消されないか大いに心配です。