• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2017年12月29日

    アンコールワット入場料は日本の観光地の参考となるか?

    世界遺産のアンコールワットに行ってきました。

    そのスケールの大きさに圧倒されましたが観光客も多かったです。
    入場料金が3日間で62ドルだったのですが、この集中管理の入場システムはうまく機能しているように思えました。
    まず、国家が入場料金を一律に受注することにより、お金の流れの管理ができます。
    そこに地元民の雇用という大きな効果があり、さらに経済面でも莫大な収益を上げることができます。

    アンコールワットの年間訪問者数(シェリムアップ年間訪問者数)600万人
     うち80%がアンコールワットに行ったとして

    600万人×80%=400万人 ×62ドル =24,800万ドル

    カンボジアのGDPが220.5億ドルとのことですので、イチ観光エリアが稼ぐ入場料としては目を引くものがあります。

    日本は各観光施設がバラバラに入場料を徴収していますが、もしかしてカンボジアのように一括して国または組織が行い、地元経済や地元民に還元する仕組みの方が中長期的に見て成長するのかもしれません。

    各遺跡入口に配置されている係員もいい加減なチェックではなく、きっちりとチケットをチェックしていました。
    この辺り、そのまま日本に取り入れるかどうかはおいておいて、一つの方式として知っておくことは重要だと思います。

    そんなことを思いながら遺跡を巡っていました。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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