• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年12月21日

    繁忙時期であっても何もせずにお客様が来る時代は終わった

    年末年始の全国の宿の稼働状況を確認していました。

     

    年末年始/お正月の国内旅行特集(じゃらんより ※画像は兵庫県)

    表示されている数は「当該日に宿泊できる宿数」であり、兵庫県においては全地域で予約可能なことが

    わかります。

     

    温泉地などは正月料金になっていましたが、通常のビジネスホテルやシティホテルの中には、通常料金に

    近い料金で宿泊できる地域もありました。

    国民(インバウンド客含む)の需要に対して、宿の供給数が多いことも一因ですが、ワークライフバランス等

    の働き方改革により国民の休むことのできる日が分散傾向にあることも要因の一つでしょう。

     

    こうなってくると、より特徴のある宿づくりをしないと、その他大勢に負けてしまいます。

    繁忙時期であっても何もせずにお客様が来る時代は終わり、平時からの努力の積み重ねが重要になって

    きている様相が全国の「年末年始の予約状況」から推察することができます。