• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年01月26日

    旅人の食ー旅の記録と食風景

    を読みました。

    日経新聞の書籍紹介記事に記載があったので、興味を持っての購入でしたが、面白かったです。
    様々な紀行文から旅と食に関する話題をピックアップされているので読みやすくもありました、

     

    特に江戸時代など、地域を越えての食事(味)が受け入れにくいなどの記述もあり、今の時代

    はそれと同じことがグローバルで起きており、味の収斂などが行われていくのでしょう。

    ただ、全世界の人たちに「わかりやすい日本食」を追求するよりも、日本食の良さを活かしながらの

    グローバル化などが望まれますし、そこを追求していかないと文化には至りません。

     

    様々なことを考えさせられた良書だと個人的に思います。

     

    2025年01月25日

    自分の通った場所での通り魔事件

    先日、JR長野駅でおきた通り魔事件。

    現段階(2025/01/25)で犯人は捕まっておらず、市民生活などに多大な影響を

    及ぼしています。

     

    私も何十回と通ったことのある場所なので、「えっ!?あんな人通りの多い場所で・・・」

    と絶句しましたが、案外誰もいない夜道よりも危ない場所と化してきている世の中なのかも

    しれません。

     

    「知らない人を見たら犯罪者と思え」、

    という自衛方法しかないところが苦しいところですが、一刻もはやい犯人逮捕を願っております。

     

    外国人観光客に対しての告知も行っているということで、日本の安全神話が壊れていく世の中が残念でなりません。

    2025年01月24日

    「ひっそり」とインバウンド客が訪れるような旅館

    新潟から神戸に戻ってきました。

     

    伊丹空港に到着するとコートがいらない位の暖かさで驚きました。

    来週も寒冷地出張が続くので体調管理をしつつ移動したいと考えております。

     

    訪問先の旅館様ではジワリジワリとインバウンドのお客様がいらしているとのこと。

    ただ、特定の旅行会社やサイトに注力しているわけではなく、どうもFIT客のお客様が

    ご自身でリサーチしてお越しいただいてる事案が多いとのことでした。

    和のしつらえやおもてなしなどに定評があられる旅館様ですので「日本」を感じに

    いらしていただいているのでしょう。

     

    こういった旅館様こそ「ひっそり」とインバウンド客が訪れるような形態が理想形

    なような気がしました。

    2025年01月23日

    雪景色の新潟より

    新潟に出張中です。

     

    ここ最近の気温上昇で雪景色はないものと勝手に思っていましたが、新潟空港

    上級からは雪に埋まった田んぼなどを多く見ました。

    現地の方によると「しばらく雪は降っていないけれども、気温が低くて溶けない」

    という状況のようです。

     

    現地の住民の方々にせよ、旅館に泊まられる方々にせよ雪が降る中の生活や移動は

    大変ですので、雪景色が見れる程度の気候が一番よいのかもしれません。

     

    訪問先の旅館様に到着するとレイトチェックアウト特典のある会員様の車が多く

    停まっていました。宿泊料金も繁忙時期料金ではないので、一番旅を楽しんで

    おられる客層なのかもしれません。

    2025年01月22日

    HOKKAIDO LOVE! キャンペーン

    ポートライナーの車内広告に

    「HOKKAIDO LOVE! キャンペーン」の広告があったので、サイトを見てみました。

     

    サイトによると、神戸空港だけのキャンペーンではなく全国の「北海道に行く人」が対象の
    キャンペーンのようです。

     

    インバウンド全盛時代に、「日本人向け」のキャンペーンも打つのが北海道観光の強さでしょう。

    サイトにも多様な情報が掲載されており、読み応えのあるHPでした。

    改めて観光コンテンツが多いエリアと実感した次第です。

    2025年01月21日

    新卒社員の試泊

    有馬温泉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では、ちょうど本年4月からの新卒社員さんの試泊チェックアウト

    の日でした。こういった就業前からの取組は会社を知る事にもつながるので良いこと

    だと思います。

     

    来期の採用の話題もあり、就職希望者も宿泊のお客様同様にターゲットを絞って、

    という話に。給与や待遇面では他業種に及ばないところはありますが、そればかりを

    就職希望者が求めるわけではなく、「やりがい」や「やりたいこと」を追求しつつ、と

    いう可能性は大いにあります。

     

    自館とあった人材と出会うご縁を増やすためにも、通常の宿泊営業の大切さを改めて

    実感しました。

    2025年01月20日

    京鼎樓 IN ミント神戸にて

    神戸で打合せでした。

    ちょうど昼時だったので、ミント神戸に入っている京鼎樓さんでランチミーティング

    しました。少し早い時間でしたが、かなりのお客様がおり、続々と入店してこられます。

    平日のしかも月曜日でしたが、私のようにビジネスランチ風な方々と有閑マダム、男性や

    女性の一人客など多様な客層でにぎわっていました。

     

    神戸に住んでいながら、神戸にいることは少なく、まして神戸でランチやディナーをする

    機会はほぼないので新鮮でした。

    ミント神戸はできた時に行って店舗のラインナップから二度と行くことないだろう・・・と

    思っていたのですが入出店の入れ替わりも多く、ラインナップが出来た当初より充実している

    感がありました。

     

    次はいつになるかわかりませんが、機会があればまた行ってみようと考えております。

    2025年01月19日

    宿泊税のみがオーバーツーリズム対策なのか?

    京都市の宿泊税の内容が変更になるというニュースが流れています。

     

    ===============================

    【AIによる概要】

    京都市では、2026年3月1日より、ホテルや旅館などの宿泊税の上限を1泊あたり1万円に引き上げる方針を発表しています。これは、定額制の宿泊税を導入している自治体の中では最高額となります。

    宿泊税の引き上げに伴い、税収は現在の約52億円から約126億円に増える見込みです。この税収は、観光振興やインフラ整備、災害対策など、市民生活の向上に充てられる予定です。
    確かに観光客の増加で地元市民が苦慮しているのは京都にいく度に感じます。
    が10万円の宿泊で1万円の税金をとるのはさすがにやりすぎなのでは?とも。
    ===============================
    本来、宿に泊まった人は
    ・宿そのもの
    ・周辺の飲食店や土産物店など
    で十分にお金を落としています。
    その人たちから「もっととろう」ということではなく、コンビニ飯で観光してゴミ捨てて
    帰るような客に対しての対処も考えるべきだと個人的に考えています。
    ベトナムのホイアンでは「旧市街に入場するにはチケットが必要」でした。
    観光地といわれるフィールドに対して入場料を設定しており、そのフィーが観光対策にも
    なっています。
    例えば清水寺界隈を通過するのに、清水寺拝観料とともに入場料金を徴収する。
    渡月橋を渡るのに、天竜寺拝観料とともに入場料金を徴収する。
    など、人がごった返している空間に対する対処も行わないといくら宿泊客から宿泊税を
    徴収したところで根本的な解決にはつながりません。
    この京都市の新宿泊税、業界の人たちがどのような判断をするのかも含め
    幅広い協議が必要と思うのは私だけでしょうか?
    2025年01月18日

    CREA Due 楽しいひとり温泉2025

    を読みました。
    普段一人旅し続けているような生活なので、あえて一人旅をしようとは思いませんが、
    こういった宿も一人旅OKなんだ~とマーケットの広がりを感じました。

     

    知らない宿の情報もあり参考になった部分もありましたが、やはりこういった特集からに

    某リゾートGが大量掲載するのはどうなのか?と思ってしまいました。

    2025年01月17日

    電車の中のオーバーツーリズム

    京都に出張でした。

     

    小雪舞う京都でしたが、先週新潟&長野のマイナスの世界を体験済なので

    特に寒さは感じませんでした。現地はそれほどオーバーツーリズムを感じ

    ませんでしたが、帰路の阪急電鉄で巨大キャリーバックを持ったインバウンド客

    に遭遇し・・・。

     

    新幹線は特大荷物置き場がありますが、私鉄の日本人移動だけを考えられている

    列車にそのようなスペースはありません。ただ、今後のことを考えても京都線などは

    確実にインバウンド客であふれかえるので企業として対処すべき案件かと思います。

     

    通常の乗客の2倍以上のスペースを占有しているので、運賃2倍やキャリーチャージなど

    も検討しては?と思いました。いつも京都線を使っておられる方々は本当に嫌気がさして

    いるだろうな~と実感した次第です。

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