• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2023年12月01日

    大規模集客が難しい時代へ~大阪万博~

    いろいろと物議を醸している大阪万博のチケット販売サイトを見てみました。

     

    関西の人と話をしても、この万博の期待などはあまり聞きません。

    又、他地域の方からも「万博どうですか?」と聞かれたことも数少なく、

    そもそも興味がない人が多いのでしょう。

     

    前回の大阪万博時と違い、社会には様々な刺激があるわけで、よっぽど

    突飛なことをしないと来客が難しいのでは?と思ってしまいます。

     

    先日も沖縄の大規模施設に出資していると発表した不動産会社の株価が

    急落していましたが、なんとも皮肉な時代になったものです。

    2023年11月30日

    他業種の方との打ち合わせ

    打合せDAYでした。

    出張に行かず、地元神戸での打ち合わせの方が非日常(機会が少ない)

    ですので、何だか不思議な気分になります。

     

    観光業以外の方との打ち合わせでしたが、色々話を進めていくと

    その業界「ならでは」の話を伺うことができます。

    井の中の蛙にならず、もっと他業種の方とも付き合っていかなければ

    ならないな~と思って打ち合わせをしていました。

     

     

     

    2023年11月29日

    瀬戸際の忘新年会文化

    忘年会のシーズンに突入しますが、未だ企業で「実施する」と言い切る

    事案は少ないようです。

    さりとて、コロナ明けだからと盛大に催す企業もありますが、まだまだ

    様子見という日本人独特の気質が影響しているように思えます。

     

    観光業以外の方と話をする時に、事例調査の意味でも「今年は忘年会されますか?」

    と聞いても「やる!」と答えた方は3割にも満たない事実があります。

     

    コロナ以前、給与から毎月引き落としをして年末に無礼講・・・というような

    ことをしていた企業もコロナ中開催できなかったわけで、その分をスタッフに

    返金したところ、「もうなしでいいのでは?」という話になり、忘新年会の

    文化が消えたそうです。

     

    という私も前職時代から所属する組織での忘新年会には積極的に参加しないよう

    にしてきました。その分、お客様や業界の違う方々とは誘われれば行っていましが、

    コロナ禍でSTOPしたままです。

     

    参加しても何も生まれない忘新年会は必要ありませんが、相互に勉強になる

    忘新年会は復活してもらいたいものです。

    2023年11月28日

    冬に近づく飛騨高山より

    飛騨高山に出張でした。

     

    日中は暖かく、防寒装備が無駄になりましたが夕刻から一気に冷たい雨と

    なりました。今晩からの雪予報もあり、インバウンド客の皆さんは大喜び

    の滞在になるかと思われます。

     

    訪問先の旅館様では全館休業して新客室を造成されていました。

    未だ部屋は完成しておりませんが、着々と予約が入ってきており完成が

    楽しみです。

    来月訪問時には完成に近づいた客室を見ることができるので、どのような

    部屋になるか実物を見るのが楽しみでもあります。

    2023年11月27日

    地方路線でみるインバウンド客

    愛知に出張でした。

     

    月曜の朝イチなので新幹線の乗客も多く、満席近い状態でした。

    新神戸を15分に1本のペースで「のぞみ」が走っていますが、

    コロナ以前よりもビジネス客の数が減り、代わりに観光客やインバウンド客

    を多く見るようになりました。

     

    リモートワーク発展の影響でしょうが、仕事柄現地にいかないと話にならない

    ので、空いている公共交通機関に慣れた身としては混雑は遠慮したい気分です。

     

    新幹線以外の一般路線でも大きなキャリーケースを持った人たちを多く

    見ました。日本に入国したからには、各地で経済貢献してもらいたいものですね。

    2023年11月26日

    インバウンド急増化による「免税」対策

    訪日客の免税「払い戻し型」検討 国内での転売横行防止

     

    というニュースが流れていました。

    記事によると

    商品購入時に消費税を払い、出国時に商品を確認してから払い戻す「リファンド型」の導入を目指す。免税制度を悪用して安く買った商品が日本国内で転売される例が相次いでいることに対応する。

    とのことです。

     

    だいぶ以前、海外で免税店購入したら空港でチェックされた記憶がありますが

    本来はそういった仕組みがないといくらでも不正が可能です。

     

    しかし、本施策を実行するには、購入した店舗→帰国する空港へ商品を送るサービス

    や、そもそも購入をためらう動きがでるでしょうから、総量としての経済対策をどう

    行うのかも考える必要があります。

    弊社のクライアント先様で積極的に「免税」をウリにしている店舗はないので、

    影響は限定的ですが、今後「どう」推移していくのか注視していきたく考えております。

    2023年11月25日

    自動券売機の弊害

    昨日、JRの駅で券売機で切符買おうとしていると、横の券売機にいた

    初老の女性が「クレジットカード」専用の券売機に必死に「現金」を入れようと

    されていました。

     

    見かねて「この券売機はカード専用で現金入れれないですよ」と伝えると

    「ICカード入れて戻ってこないの!」と混乱気味でした。

     

    ICカード入れて戻ってこない券売機に現金を入れようとしても、解決

    には至らないので、「駅員さん呼ぶしかないですよ」と言ったら、今度は

    「どうやって読んだらいいのか・・・」と。「そこの呼び出しボタン押せば

    来ると思いますよ」と言ったのですが、呼び出しボタンがわからなかったよう

    (間違って押せないようにカバーがついている)ので、こちらがボタンを押して

    その場をあとにしました。

     

    みどりの窓口をどんどん閉鎖していっているので、全国各地で同じような

    現象が起こっているのだな~と実感すると共に、決済手段が多様化している

    のもトラブルの要因・・・という事例を目の当たりにした次第です。

    2023年11月24日

    急激に気温下がる群馬より

    引き続き群馬に出張でした。

     

    朝~昼までは「暑い!」という気候でしたが、帰路、JRの駅まで送迎いただく

    時に旅館を出たら一気に気温が下がって冬になっていました。

    遠く谷川岳方面の空にはどんよりした多重雲がかかっており、一気に天候が変わる

    ことがわかります。

    何にせよ、急激な降雪による交通不順などが起こらぬことを願いつつ群馬をあとに

    しました。

     

    訪問先の旅館様では、紅葉が遅れた影響もあり当日でも宿泊の問い合わせが

    多いとか。冬も閑散期に入りますが、リピーター様小G予約なども入っており

    順調な滑り出しでした。

     

    日々、真面目にお客様に向き合っている旅館は強いな~と改めて実感した

    次第です。

    2023年11月23日

    「宿が目的地」になる為に

    群馬に出張でした。

     

    訪問先の施設様周辺の紅葉は終わってしまっていましたが、お客様は多く

    ご宿泊されており、「宿が目的地」になっていることがよくわかります。

     

    「観光」の要素ももちろん大切ですが、「宿」そのものの魅力を高めて

    いくことも必要です。

     

    冬の仕込みなどもしていただいておりますので、忙しい冬になること

    でしょう。楽しそうにご宿泊されているお客様を見るのは改めて良い

    ものだな~と実感した次第です。

    2023年11月22日

    「食」へのニーズの多様化

    神戸大丸に立ち寄る機会があったので、地下食品売り場などを中心に

    一通り見て回っていました。

     

    昼前にも関わらず行列ができていたのは、地下にある洋菓子店舗でした。

    こちらのお店は素材にこだわり、化学物質などを使わない商品で有名な

    店舗です。

     

    最近、デスマフィンの話題がありましたが、こちらの店舗は永年そういった

    商品を作りつづけているので、ユーザーからの評価も高いのでしょう。

    こういった「食」にこだわりを持つ層が一定数いますが、全くそういった

    ことを気にしない層もいるのも確かです。

     

    いずれにせよ、ユーザーが安全に食べられる商品が前提の話ですが、市場の

    大きさを認識した出来事でした。

     

     

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