• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年04月30日

    三都で圧倒的に負けている兵庫県・・・

    あるクライアント先様のバンクミーティング資料を作成していました。

    その際、都道府県別外国人延べ宿泊者数(2025年1月(第2次速報))と前年同月という指標があり

    近畿ニ府四県を見ると、我が兵庫県の負けっぷりが目立ちました。

     

    対前年同月比は伸びていますが、母数がショボすぎです。

    実数ベースで大阪や京都にはるかに「差」をつけられており情けない数字です。。。

     

    万博の影響で大阪のホテルが埋まり、兵庫県まで避難宿泊してくる人が一定数いるでしょうから

    これ以上に数字は伸びていくでしょうが、ここまでの「差」がつくまで放置状態の行政の怠慢は

    目に余ります。

    この状況下で踏ん張っている有馬温泉や城崎温泉はある意味スゴイと言えるのではないでしょうか?

    2025年04月29日

    外資の規制は地方にこそ必要

    以前、業界を騒がせた中国人ホテル経営者が、富士山が見えにくいからといって

    個人宅の自宅の木を勝手に切った、という事件で、やっと逮捕されたそうです。

     

    富士山の眺めさえぎる樹木伐採か 中国籍のホテル経営者を逮捕 容疑認める 山梨 

     

    明かな犯罪行為ですので、逮捕は当然かと思いますが、逮捕までに時間がかかったことが

    残念です。こういった文化圏の違う経営者が日本で商売すると、これまでの商習慣や文化

    などおかまいなしに、「今だけ、金だけ、自分だけ」の精神で来られますのでたまったものでは

    ありません。

     

    せっかくインバウンドで外国人観光客をよんでも、努力は日本人で成果は多国籍の人・・・だと

    目も当てられません。お友達白タク行為はじめ、ルールを守らない輩には徹底的な取り締まりで

    対処してもらいたいものです。

     

    2025年04月28日

    ウインドーダイナー 飲食店の招かざる客

    日経新聞夕刊にウインドーダイナー 飲食店の招かざる客

    という記事が掲載されていました。

     

    以下は記事のGeminiでの要約です。

     

    記事によると

    外国人客が多い喫茶店で、店員が「ワンアイテムパーパーソン」と英語で連呼する場面から始まります。

    これは、「ウインドーダイナー」と呼ばれる、席を占領する割に人数分の注文をしない客の問題を提起しています。

    • ウインドーダイナーとは: レストランなどで、席を占領する割に人数分の注文をしない客のことです。
    • 背景: ロンドンのシェフのSNS投稿がきっかけで、ヨーロッパでこの問題が議論されました。経済状況の悪化により、客が注文を控える傾向が強まっています。
    • 影響: 他の客を待たせたり、店の経営に影響を与えたりする可能性があります。
    • 意見: シェフを擁護する声がある一方で、経済的な理由から客を擁護する意見もあります。
    • イタリアの例: 以前は料理をシェアしないのが普通でしたが、最近はシェアする客が増え、店側が「シェア料金」を請求するケースも出てきています。
    • 日本の例: ラーメン店で2人で1杯しか注文しない客が問題視されています。昔の「一杯のかけそば」の話とは異なり、現在のラーメン店にとっては歓迎されない客です。

     

    こういった話、全国でも特に観光地に立地する飲食店では多く聞かれるようです。

    日本だけではなく、世界中で広がっているという現象に驚くと共に、店側の対策もグローバルスタンダード

    化しないと、経営が立ちいかなくなると感じた記事でした。

     

    2025年04月27日

    JR三宮駅前の工事渋滞

    GWに投入しましたが、地元三宮はいつも通りの感じでした。ちらほら

    インバウンド客を見かけましたが、それほど大勢来ている感はなく神戸空港国際化に

    伴うオーバーツーリズム・・・とは無縁の都市のようです。

     

    ただ、JR三宮駅前の工事が進んできており、以前は通ることのできた道も工事に伴い

    通行できなくなったりと、梅田迷路までとはいきませんが、迷路化していることは事実です。

    今日も観光客らしき人達がスマホとにらめっこしていましたが、キャリーバックを持って

    いることもあり移動が大変そうでした。

     

    完成が未だ先の工事なので、しばらくはこういった状態が続くでしょうが、休日など

    普段その駅を使わない人たちが増える時期などは警備員さんを置くなどの対応をしないと

    マズいのでは?と思うほどの混雑ぶりでした。

    2025年04月26日

    人手不足でお昼は「お休み」の和菓子店

    先日、新潟空港近くのロードサイドにある地元でも有名な和菓子屋さんに立ち寄りました。

    以前より、店員さんが少なくなっており、レジで待つような状態の時はそっと店を出る

    のですが、その流れがさらに加速していました。

    店頭に「12:00~13:00は昼休憩の為、休業します」とのポスターが貼られて

    おり驚きました。

     

    土地の借入から建物、人件費を鑑みても営業時間を絞ることは経営上望ましくありませんが、

    それでも人不足で営業できない、という状態なのでしょう。

    ドミナント戦略で多店舗化してきた店も、人手不足の波には勝てていないことがわかり・・・。

     

    旅館でも夕食は20:00までに終わらせてください。それ以降はスタッフがおりません、的な

    話も現実味を帯びてきています。

    そういえば、市中の飲食店でも閉店近くになると顧客を追い出すような接客もあると聞いて

    います。これだけ世の中が人手不足なので、旧来の営業形態を全業種で見直す時期なのか

    もしれませんね。

    2025年04月25日

    旅館のカメムシ対策

    暖かくなってきた影響でカメムシさんも部屋に出没する頻度が高くなりました。

    昨日も1晩で30匹ほど仕留めました。

    外壁に特殊な薬剤を塗って対策をしているせいか、部屋に入って2~3分飛び回ってポトッと

    落ちたり、壁で休んでいるところを仕留めるのですが、やり方を知らない人には恐怖のようです。

     

    幸い、各地でカメムシさんのお世話?になっているので、通常の人よりは耐性がついている方

    だと自負しておりますが、さすがにカーテンを閉めた時にボトボトボトと落ちてきた時はなんとも

    いえない感覚に陥りました。

     

    それだけ大自然の中に立地しているので贅沢な空間ではありますが、お客様のクレームの

    要因になるので対応が難しいですね。

    様々な対策グッズが出ていますが、結局はガムテープで巻き取って、というのが匂いも少なく

    一番の対策ということにこの虫の難しさがあります。

    2025年04月24日

    団体ツアー客と同じ飛行機・・・

    飛行機出張でした。

     

    運悪く、機内でトラピックスのバッチを付けた団体と一緒でした。

    ツアーで旅行することは良いことですが、マナーが悪い客がバッチつけていると、

    その旅行会社の品質にも影響します。

     

    そんなのが横に座って長時間いるとゲンナリすると共に、年老いてもツアーに参加する

    のではなく、自分で交通機関や宿を手配しよう!、そうでないなら旅行から引退しようと

    心に決めた次第です。

    2025年04月23日

    2025GWの予約状況

    GWの予約状況がどうなっているのか?とじゃらんの「GW(ゴールデンウィーク)に泊まれる宿」を

    見てみました。

     

    ※兵庫県:どのエリアも満室の宿がありません・・・。

     

    傾向的に九州や四国などでは5月に入ってのGWは空室が少ない感を受けましたが、それ以外の

    地域ではまだまだ予約できる状態です。

     

    ユーザーの不景気感+宿側の原価高騰による料金UPの両方の側面が要因でしょうが、全国的に

    マズイ状態が見て取れます。

    もちろんGWといえど、直前予約は多く発生するでしょうが都市圏から遠い地域は、そう気軽に

    行くこともできないので難しくもあります。

     

    インバウンドで・・・の記事も多く流れてきていますが、実際の予約状況を見るとそう

    楽観ばかりしていられない現状が見て取れます。

    2025年04月22日

    お客様の「すみ分け」は重要

    引き続き、群馬に出張でした。

     

    朝は寒い位でしたが、徐々に気温が上がり夕方には19℃+日光で春を通り越して夏でした。

    訪問先の旅館様の庭や周辺の河原の桜は満開でしたが、すぐに葉桜になってしまうことでしょう。

    「冬から春飛び越えて一気に夏ですね!」と話をしておりましたが、日本の四季が薄くなるのは

    残念なことです。

     

    静かな温泉地で、まだインバウンド客もほぼいらしていないので、ご宿泊のお客様に驚かれる

    とか。こういった温泉地が永く続くためにも「すみ分け」は必要と改めて感じた次第です。

    そういった話をご友人に聞き、ご来館されるお客様も多く、そういったお客様がリピーターに

    なられるとのことです。

    2025年04月21日

    初夏の群馬

    群馬に出張でした。

     

    神戸の桜は葉桜になってしまいましたが、現地は「今が満開」といった見事な

    景色でした。これだけ桜が咲き乱れている地域ですが、桜目当てのインバウンド客は

    ほぼおらず、雪が融けると共に消えていった感があります。

     

    ただ、訪問先の施設様ではその分日本人リピーター様などに支持されており、今日も少ないかな?

    と思っていたらあれよあれよと予約が入り、結局大忙しという嬉しい悲鳴を上げておられました。

     

    ただ、難敵が気温で朝晩は6℃近くまで下がり、日中は20℃近くになるので冷暖房の切り替え

    が大変とのこと。お客様が多い分、気候に対する感じ方もそれぞれで、個別対応が難しいとのこと

    でした。

     

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