• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2025年4月
    « 3月    
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2025年04月10日

    大阪万博の影響でバスがない!?

    長崎に出張でした。

     

    神戸を始発で出発した時は肌寒かったですが、長崎につくと雨ということもあり

    既に梅雨並みの暑さでした。20℃を越え、霧の中のレンタカー旅路で、帰路ガードレール

    に突っ込んで警察車両が来ている場面にも遭遇しました。

    地元の公的機関のステッカー張ってあった車両でしたので、慣れている地元の方でも

    坂道+カーブ+霧は鬼門のようです。

     

    訪問先の旅館様では、先日某大手旅行会社の担当者が訪ねてきており、「万博の影響で

    バスがなく、団体旅行が組めない」という話があったそうです。

    確かに、万博までのバスルートは整備しているようですが肝心の乗客は・・・。

    事実、本日の訪問先様でも「万博に行く」という意見はなく、大阪まで行く機会があれば

    「万博よりUSJ!」とのことでした。

     

    空気運んでいるようなバスが舞洲に散見されないことを願うばかりです。

     

    2025年04月09日

    大阪万博の目玉は?

    いよいよ大阪万博がスタートします。

     

    関西以外の地域の皆さんに「万博どうですか?」と質問されることも少なく、全国的な

    関心の低さが見受けられます。たまにご興味がある方でも「大阪万博の目玉はなんですか?」

    と何が見れるのかもよくわからない(私もですが)という方々が多いように思えます。

     

    そんな時は「目玉はメタンガスじゃないですか」と回答していますが、笑えない話になって

    きているようです。

     

    ただ、愛地球博の時も最初は盛り上がらなかったけれども、結果的には盛り上がったという

    話になった事例もあるそうで、そういった奇跡も未だ残っているのも事実です。

     

    「万博行こうと思っているんです」という方にお会いしたことがないのが一抹の不安ですが・・・。

    2025年04月08日

    地方公共交通を維持するために

    伊豆に出張でした。

     

    訪問先の旅館様の近くにある郵便局が閉鎖になった、というお話を伺いました。

    明治中期から存在していた郵便局だったとのことですが、

    ・地域人口の減少

    を理由に上場している企業としての資本の倫理からの結果かと思われます。

     

    こういった地方利便性の減退は過疎を益々過疎に追いやってしまいます。

    郵便局のみならず、地方公共交通機関は風前の灯であり、その解決策の一つの光が

    「観光客」であることは間違いありません。

    地方人口減少の中、「移動する」のは観光客であり、今後は地方の地元民の利便性を

    ある程度犠牲にしてでも観光客に利便のよいようなダイヤなどを構築していかないと

    路線そものもが維持できない状態になっていくでしょう。

     

    解決策の一つとして期待されていたライドシェアが骨抜き状態にされている中、

    地方の足が全くなくなる「地獄」に至るまで動きがないという話にならないよう「今」

    対策をしなければな~と思った次第です。

    2025年04月07日

    インバウンド客が微増中の上諏訪より

    上諏訪に出張でした。

     

    神戸空港→松本空港の機内ではアジア系インバウンド客が、道中の

    塩尻駅ではトレッキングの恰好をした欧米系インバウンド客がおりにぎわっていました。

     

    訪問先の旅館様でもインバウンド強化をしているわけではないですが、桜シーズンの影響か

    毎日インバウンド客がいらっしゃるそうです。その影響もあり、3月&4月と絶好調でした。

     

    いきなり大量のインバウンド客が来るというより、こういった徐々に増えるという

    カタチが地域にとっても旅行者にとってもベターなのでは?との思いつつの訪問でした。

    2025年04月06日

    ダイヤ改正の春

    新年度に入り、いつも出張で使っている飛行機や鉄道のダイヤが変更になった先もあります。

    特に地方航空路線では、朝イチに神戸や伊丹を出発し早い時間帯に現地到着する便であれば

    使えるのですが、そうではないと物理的に使うことができません。

     

    明日はFDA便で早い時間帯に現地に到着する神戸→松本空港便が戻ってきたので搭乗予定

    ですが、シーズンによってダイヤがコロコロ変わる路線なので安定してもらいたいものです。

    一時期、現地(松本空港)到着が11:00位になる便もありましたが、恐らく搭乗率が下がって

    元に戻したものと思われます。

     

    大手ナショナルフラッグだけでなく、FDAやスカイマークなどの新興航空会社が地方線を

    開拓してもらえると、観光やビジネス面でも新たな動きが出てくるので、今後も期待して

    おります。

    2025年04月05日

    「紀ノ国屋アントレ 神戸さんちか店」&「BIO-RAL(ビオラル)」

    遅ればせながら三宮に出来た「紀ノ国屋アントレ 神戸さんちか店」とその横に出店した

    「BIO-RAL(ビオラル)」を見てきました。

     

    朝のOPENすぐの時間帯に行ったので、総菜・弁当類の欠品(未だ出来ていない)が

    ありましたが、三宮近辺のスーパーにはないようなカテゴリーの商品もあり、差別化は

    出来ていると思いました。

    店内に私のような視察を優先したような人も多く、実際の客数のわりに買い物している人

    は少なかったです。

     

    「BIO-RAL(ビオラル)」の方はサステナ推しなのかもしれませんが、神戸の客に

    受け入れられるのか???とも思う商品構成でした。

    既存既に出店しているスーパーがどのような展開にでるのかも含め、しばらく競争状態が

    続いていくでしょう。

    2025年04月04日

    メリハリの効いた単価UP

    新潟に出張でした。

     

    陽射しは強かったですが、風もきつく体感温度は神戸よりも低かったですが、

    田んぼの雪も溶け、そろそろ春に近づいている感がありました。

    訪問先の施設様は昨年の北陸応援割の時期ほどではありませんが、堅調な業績で

    何よりでした。

     

    原価高騰による単価UPの話も他クライアント先様事例をお伝えし、価格弾力性のある

    施策を行っていただきました。特に繁忙時期に顕著な成果が出ます。

    同じ売り方を続けていくと、結果的に利益が出ない世の中になりつつあるので、メリハリ

    の効いた単価UPが必要です。

    2025年04月03日

    朝の時間帯でも空いているJR

    久々に朝の時間帯にJR三ノ宮駅から西への列車に乗りました。

    三ノ宮駅までは乗客もかなりいましたが、皆降り、残っている乗客も元町や

    神戸でおり、神戸以西の駅では乗ってくる人もまばらです。

     

    神戸市も150万人都市であり、沿岸部の基幹路線でもこのような状況ですので

    減便は時間の問題かな~と。同じ区間を山陽電鉄も走っているので、輸送能力

    が過剰になってきているとも考えられます。

    競争原理は働かず、それぞれが運賃を上げているだけの状況ですので、あまり

    褒められた競争ではありません。

     

    神戸でこの状態ですから、今後地方路線は何もしなければ奈落の底に走るばかり・・・と

    感じた次第です。

    2025年04月02日

    天気予報外れた熱海より

    熱海に出張でした。

     

    関東小雨で寒い・・・というニュースを信じてコート持参でしたが、いらないほどの陽気

    でした。この時期の天気予報はアテにならないですね。

     

    訪問先の施設様では3月度では過去最高売上を記録され、4月以降も好調です。

    インバウンドはさほど取っておらず、日本人のお客様がほとんどですので業界として

    珍しい部類の事例になります。

    もう1店舗はGW後からメンテナンス&新客室工事休館になりますが、施工後のマーケティング

    仕込みなども万全の状態ですので成果が楽しみです。

     

    伊東線はインバウンド客が多いですが、うまくすみ分けができており、インバウンド客が

    なくとも経営できるという証左となっています。

    2025年04月01日

    地方スーパーの商売の仕方

    引き続き、寒冷地出張でした。

    帰路、空港までのレンタカー移動の途中で地元で高ランク価格帯スーパーと

    呼ばれている店舗を視察しましたが、チーズもナショナルブランドばかりで地元

    メーカー商品も置いてなく、・・・という感じでした。

     

    確かに地元民対象の商品を置くと「安さ」ばかりにフォーカスされがちですが、

    当該立地は観光客も相当多く通る道ですので、もったいないな~と。

    来客数は地元客に圧倒的に軍配が上がりますが、観光客は安さよりも「その土地ならでは」

    の都会では買えない商品を求めており、値段は二の次です。

     

    もちろん地元客は大切にすべきですが、立地特性を理解せずに商売しているのも残念な

    話です。

    そういった意味でまだまだ「地方」には可能性が残っていると感じた次第です。

    1 2 3