• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2024年5月
    « 4月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2024年05月17日

    地元企業から「料理が良い」と評価されるには

    新潟から神戸に戻ってきました。

     

    昨日、宿泊させていただいた旅館様では地元企業が集まっての大宴会が開催

    されていました。何でも料理が良いと評判で何度もご利用されているとか。

    こういった「地元企業御用達」という旅館は多くありますが、自分達から

    「地元企業の宴会に評判がよい」とは言えないので、知る人ぞ知る、という

    話になってしまいます。

     

    ただ、こういった地元企業の人たちは色々な旅館で宴会を開き、料理が悪ければ

    リピートしないでしょうから、そういったことからも評価が高いということが

    よくわかります。

     

    チョキチョキ料理が増えている中、しっかりと地元素材を活かした真面目な料理を

    続けていると、こういったところでも評価されるものなのだな~と思いつつ、話を

    伺っていました。

    2024年05月16日

    インバウンド客からも目的来館性がある宿に

    新潟に出張中です。

     

    日中は真夏のような気温でしたが、夕刻から一気に風が強くなり

    気温が急激に下がりました。この時期ならではの天候ですが、冷暖房を

    集中管理されている施設にとっては嫌な季節です。

     

    訪問先の旅館様では、来年の春にインバウンド客からの予約があった、との

    話を伺いました。また直近では新潟で有名な製造メーカー様のVIP客宿泊

    (こちらもインバウンド)があるとのことで、すそ野が広がればインバウンド

    後進県の新潟でも需要があるのだな~と。

     

    インバウンド客からも目的来館性のある宿として認識されていることは

    嬉しいことであり、県や市の施策に期待できないので独自路線を走ることが

    重要と再認識しました。

    2024年05月15日

    宿泊税の取り扱い

    WEB会議DAYでした。

     

    宿泊税の話になり、概要と宿側がどのように考えているのかをお伝えすると

    色々と歴史があるのですね、と。

    ・お客様から徴収するのか

    ・商品に内包してしまうのか

    とご質問をいただいた企業でも賛否があるようで、なかなか難しい問題です。

     

    地域によって制度も徴収額も異なるので、一律にというのは難しいことながら

    実際のお客様心理を鑑みてからの決定となりますが、こういった話が他企業様でも

    検討案件にあがるケースが増えてくるだろう、と実感したミーティングでした。

    2024年05月14日

    企画を打ち続けることの重要性

    千葉に出張でした。

     

    珍しく復路のアクアラインの渋滞もなくスムーズに移動できました。

    いつもと同じ平日、同じ時間帯で渋滞とそうでない日があるのは不思議な

    話です。

     

    訪問先の旅館様では、特定層に対する企画を展開したら想定外のお客様の

    需要が多い、という話に。ただ、旅館側が企画をしないとそういったお客様の

    発見にもつながらなかったでしょうから、嬉しい誤算でもありました。

     

    「企画を打ち続けることの重要性」について再認識した次第です。

    2024年05月13日

    雨の京都にて

    京都に出張でした。

     

    あいにくの雨でしたが、適度に人が散らされ新緑の京都を見ることが

    できました。今日はそこまでオーバーツーリズムでなかったので、

    インバウンド客の皆さんも余裕をもって撮影などされておられました。

     

    桜のハイシーズンを外した方が京都を楽しめる、ということは間違いあり

    ませんが、日本に始めてくる人はソコを狙ってやってこられます。

    日本のみならず、世界の観光地でもハイシーズンよりもミドルシーズンや

    閑散期の方が楽しめる、という潮流が生まれればオーバーツーリズムも

    少しは緩和されるだろう、と感じながら移動しておりました。

     

     

    2024年05月12日

    新潟Tシャツ委員会

    先日、新潟空港で尖ったTシャツ販売コーナーが出来ていたので

    検索してみると

     

    新潟Tシャツ委員会」という団体がプロデュースしている企画のようでした。

    トキやおむすびなど、新潟らしいイラストが秀逸ですし、旅のお土産にも最適

    かと思いました。

     

    企業コラボの箇所で、残念ながらまだ旅館などでは見当たりませんが、特徴ある

    宿はこういった企画もありかと思った次第です。

     

    新潟のみならず、こういったベタな企画を現在にアップグレードさせたデザイン

    企画は全国でもっと展開すべき、と考えております。

    2024年05月11日

    神戸阪急:北海道展にて

    神戸阪急で開催中の北海道展に行ってきました。

    定番商品がありつつ、新しい店舗の商品も多くあり、バイヤーさんの意気込み

    を感じて楽しかったです。

     

    一方、同じ商品でも確実に単価が上がってきており、値上げの波を感じます。

    商品単体だけをみると、「そんなものかな~」と思う商品でも、商品ごとを

    比べられた時にアレっ!?と思うような値段の商品もあり、売れ行き(行列)に

    現れていました。

     

    魅力的な商品でも、値付け一つで繁盛具合がかわるという良い証拠であり、

    今まで以上の価値が認められた商品ではないとスムーズな値上げは難しい、

    と感じました。

    2024年05月10日

    地方の魅力に気づくには「宿」が必要

    新潟に出張でした。

     

    いつもと異なる宿に泊まっていたのですが、道中水の張られた田んぼ

    が見事でした。穀倉地帯ならぬ米倉地帯でかつて人口密度が日本でも指折り

    の地域だったことがわかります。

    ただ、こういった田んぼで生計を立てる農家の方々が高齢化で大変・・・

    という話もあり、景観や文化を守る意味でも保護施策がとられるべきでしょう。

     

    田んぼがソーラー発電地帯に・・・などになれば、目もあてられません。

    地方の美しい自然や景観に気づくのも、「宿」がその地域にあるわけで

    実際に旅してみてはじめてわかったり感じたりすることができます。

     

    改めて地方に「宿」がある意味は大きい、と実感しました。

    2024年05月09日

    GW後、ひと段落の新潟より

    新潟に出張中です。

     

    伊丹→新潟の飛行機も空席が目立ち、GW終わってひと段落といった様相

    でした。訪問したクライアント先旅館様が立地する温泉地も休館宿が多い

    せいか街の店舗もほぼ休業状態でした。

    北陸応援割からのGWと超繁忙時期が続いたので、宿もひと段落といった

    ところでしょう。

     

    現地ではマーケティングから金融関係の話まで幅広い協議をしておりました。

    他クライアント様の事例などもお伝えし、良い道筋がたち何よりでした。

    2024年05月08日

    試食の重要性

    引き続き長崎に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では新食事処で昼食をいただきました。

     

    映えもバッチリでお客様評価の高いという理由もわかりました。

    肉の確認事項などはありましたが、このすき焼きをもっと他のお客様にも

    提供できるように、と色々と盛り上がりました。

     

    試食の重要性を再認識した次第です。

    1 2