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    2025年12月23日

    日本円、対バーツでアジア通貨危機前の水準に 1バーツは5円台

    日本円、対バーツでアジア通貨危機前の水準に 1バーツは5円台

     

    というニュースが流れています。

    こうなると年末年始の日本人のタイ旅行に逆風であることは間違いありません。

    かつては1バーツ3円程度の時代もあったので、タイの物価はそのままだったと仮定しても

    日本人がタイ旅行で物価高を感じます。

     

    為替の問題は観光に起因することは少なく、金融情勢に左右されますが、観光立国で相当な

    外貨を稼いでいるタイとしては厳しいところです。日本円も今後永続的に円安が続く保証は

    ないので、円高にブレた時にも日本に来てもらう動機付けやリピーター対策が重要となって

    くるでしょう。

     

    そういった観点から日本に観光に来て快適な、住民がストレス少なくなるような観光行政が

    必要となってきます。

     

    2025年12月21日

    繁忙時期であっても何もせずにお客様が来る時代は終わった

    年末年始の全国の宿の稼働状況を確認していました。

     

    年末年始/お正月の国内旅行特集(じゃらんより ※画像は兵庫県)

    表示されている数は「当該日に宿泊できる宿数」であり、兵庫県においては全地域で予約可能なことが

    わかります。

     

    温泉地などは正月料金になっていましたが、通常のビジネスホテルやシティホテルの中には、通常料金に

    近い料金で宿泊できる地域もありました。

    国民(インバウンド客含む)の需要に対して、宿の供給数が多いことも一因ですが、ワークライフバランス等

    の働き方改革により国民の休むことのできる日が分散傾向にあることも要因の一つでしょう。

     

    こうなってくると、より特徴のある宿づくりをしないと、その他大勢に負けてしまいます。

    繁忙時期であっても何もせずにお客様が来る時代は終わり、平時からの努力の積み重ねが重要になって

    きている様相が全国の「年末年始の予約状況」から推察することができます。

     

    2025年12月20日

    想定以上に市場が「シブイ」

    師走の神戸阪急の地下食品街を歩いていました。

    以前よりも100円(税込108円)で売られている野菜の種類が多く、特売の肉の値段も1,000円(税込1,080円)

    に戻っており、「物価高で値段上げて売れなかったので下げた」というような形跡が見受けられました。

     

    物価高で値段上げて「売れれば」利益貢献しますが、「売れなかったら」奈落です。

    実際に神戸の中心街にある百貨店の食料品売り場が「値ごろ感」をウリにした売り場を作っている

    ということは想定以上に市場が「シブイ」ということになります。

     

    高市政権に代わり、様々な施策は行っていますが以前消費者に届ききっていない(ガソリンは届き済)

    ということがよくわかります。政策実行行う人たちはこういった現場を見つつ、政策を行ってもらいたい

    ものです。

    2025年12月18日

    低調な航空機と好調な新幹線

    群馬に出張でした。

     

    神戸空港→羽田空港の飛行機は空席が目立ちましたが、東京→上毛高原の新幹線は満席

    と飛行機離れ?と思うほどの結果でした。そろそろスキーシーズンということもあり

    上越新幹線の需要が高まっているせいかもしれませんが、航空各社の苦戦が目立つ冬で

    減便や廃便の動きが加速しないことを願います。

     

    国際線はインバウンドで好調ですが、国内線に日本に来ているインバウンド客が予想以上に

    使っていない(使いにくい?)ということも考えなければなりません。

    JRのように極端にインバウンド客にメリットがあるようなジャパンレールパスなどをしろと

    は言えませんが、何かしらの対策はしてもらいたいものです。

    2025年12月17日

    ガソリン減税の影響

    マイカーは持っていませんが、日々全国各地でレンタカーを運転しています。

    最近、帰着前にガソリンスタンドに立ち寄り給油する際に、ガソリン料金が各段に

    下がっていることを認識できます。

     

    昨日も新潟空港近くのセルフスタンドでガソリン入れましたが、リッター145円ほどでした。

    一時期は200円近かったので、長距離を走るほど減税を実感できます。

    この冬休み中、車移動が増える一要素になるかと思われますので、こういった恩恵の部分も

    もっと拡散され、経済を温めていきたいものですね。

    2025年12月08日

    かつての有名温泉地が衰退する要因

    有馬温泉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様は、中国問題???というくらい影響が一切なく、忙しい毎日を送って

    おられ何よりです。帰路、有馬温泉の駅にはチェックイン前らしきお客様も多く、温泉地

    としても問題がないようでした。

     

    訪問先で「以前は有名温泉地だったけれども、人不足で街に活気がなくなり、どこにでも

    あるような雑貨屋さんばかりになりますます・・・になっている温泉地があり、そこに

    視察に行く」というお話を伺いました。

    確かに爆発的な集客力を持つと、おかしな資本も入ってくるので、継続的に魅力ある温泉地

    にしていくには、そういったグランドデザインも必要ですね。と

    直近で当該温泉地に行く予定はありませんが、行く機会があればそういった視点でも街を見て

    みようと考えております。

    2025年12月01日

    2025 新語・流行語大賞

    2025 新語・流行語大賞が決定したそうです。

    「年間大賞」は高市早苗内閣総理大臣「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」とのことです。

     

    先日もある経営者の方と「おかしな規則のせいで、働きたい人たちが働けなくなっている」という

    話がありました。それで副業に逃げるとか馬鹿げた話です。本業でうまくいかないから副業で自己実現・・・

    っていつの時代の話なのか。。。

    人の数そのものが少ない地方で、残業規制したらそりゃ外国人人材に頼らないとどうしようもないだろう、

    という話ですが、本来は働きたい日本人が働けるような環境にあると、そういった人材に頼る余地が減ります。

     

    今回の「働く」ということに対する総理の意見が、いきすぎた「働かない人」たちの優遇策を是正し、

    自由に働くことのできる社会に戻ることを願っています。

    2025年11月18日

    日本ファンが多い国からの誘客を強化

    引き続き新潟に出張でした。

     

    朝起きると雨風が昨日より強くなっており一気に冬が来た感があります。

    帰路の高速道路にも「スタッドレスタイヤ必須」の案内が出ており、季節の移ろいを感じます。

    このまま雪と共に熊に冬眠してもらいたいものですが、アーバンベアの動向はまだ見通せません。

     

    訪問先の旅館様では来年より新潟空港←→韓国便がデイリー便になり、ますますインバウンド客が

    増える見込みというご報告をいただきました。

     

    人口が多いカントリーリスクの高い国より、日本ファンが多い国からの誘客を強化していきましょう、

    という話になりました。こういった動きが増え、中国本土からの誘客をあてにしないことが結果的に

    日本の観光の為になるように思えてなりません。

    2025年11月13日

    電車へのキャリーバック持ち込みについて

    京都に出張でした。

     

    優先座席に座り、ベビーカースペースにキャリーバックを大量に陳列している

    インバウンド客を眺めつつの訪問でした。阪急電鉄もつり広告などで英語で啓蒙活動を

    していましたが、あまり意味を為していないようです。

     

    観光業界以外の地元住民の皆さんにとってはまさしく「オーバーツーリズム」の弊害です。

    私鉄なので難しいのかもしれませんが、キャリーバック持ち込み1個につき●円としては

    どうでしょう?実際、飛行機などはキャリーバックの数や重さで超過料金を徴収している

    わけですから倫理的には問題ないかと。

     

    併せてライドシェアなどを解禁し、移動の多様化を推進しないとこの問題は解決しないでしょう。

    私もタイや台湾などに行った時に、空港から公共交通機関を使わずタクシーなどを利用してまず

    ホテルにキャリーバックを置きます。その選択肢の「少なさ」がこういった問題の一因に

    なっているように思えてなりません。

    2025年11月11日

    離乳食のおかゆは何グラムですか?

    有馬温泉に出張でした。

     

    紅葉が見事で驚きました。猛暑の夏でしたが、台風などが来なかったことが要因?とも

    あり自然はわからないものです。

     

    訪問先の旅館様では最近お客様から「離乳食のおかゆは何グラムですか?」と聞かれることが

    多くなったという話がでました。調理場としても何グラムを入れるという話ではなく、器に合わせて

    盛るという仕事をされているので、正確な数字はわかりません。ただ、最近は小さい時からウェイト

    コントロールを意識されるお客様も多いそうで、それぞれの品目のグラム数を把握し、先にwebに掲載

    しようという話になりました。

     

    子育ての常識はどんどんアップデートされているのだな~と驚くとともに、そりゃ世代間の意識

    格差は開く一方だろうと認識した次第です。