• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2023年04月06日

    「誰」に宿泊いただきたいかを明確にする

    熱海に出張でした。

     

    訪問先の施設様では3月も過去最高レベルの売上を記録し、4月からの

    オンハンドも絶好調でした。

    そんな中、「インバウンド客をどこまで受け入れるか?」という話に。

    こちらの施設様は細やかなおもてなしで、日本人客のリピーター様率が高く、

    収益の基盤になっておられます。

     

    そんな中、売れるからといってインバウンド客ばかりに注力してしまうと

    宿のコンセプトが壊れると同時にコロナ化で、インバウンド客頼みは危険ということが

    立証されています。

     

    さりとて、現況下で全くインバウンド客をNGにすることもナンセンスなので、

    方針と具体策を施策いただきました。

    世の中に流されることなく「誰」に宿泊いただきたいか?を明確にし、そのターゲット

    向けの施策をトライ&エラーでし続けることが重要です。