• 連載コラム 繁盛旅館への道~売れる商品企画の作り方~
    Column
  • 2019年11月05日

    2018年4月11日 タブレット対応HPは必須か?

    当社のクライアント先のスマホ比率を、グーグルアナリティクスでリサーチしたところ、最高でスマホ比率が80%超えの施設がありました。これには非常に驚きました。

    およそ、スマホ比率の平均は50から65%の範囲内でしたが、タブレットでの比率が上がってきたことも影響して、15%近くの数値を計上している施設もありました。

    ここまで読んで、内容がご理解できない方は、まず自社のホームページ(HP)製作会社(管理会社)に問い合わせてみて下さい。
    「うちの宿のスマホ比率どうなっていますか」と確認をすれば、すぐに分かると思います。

    さて、ここから本題ですが、HPのレスポンシブ対応の必須が言われて久しい昨今、早めにレスポンシブ対応を実施した施設ほど、「PC」ホームページ 、「スマホ」ホームページの2つのサイトを構築されておられます。  これら2つの対応サイトを構築しているだけで、モバイルフレンドリーテストには合格します。

    ※モバイルフレンドリーテストについては、下記にアクセスして参照下さい。
    https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja
    ぜひ、皆さんの施設のURLも確認してみてください。

    ただ、いくらPCサイトを作り込んでも、モバイルフレンドリーでないと意味をなさない、というのが最近の潮流です。

    話を戻しますが、タブレットで検索した場合「スマホ」ホームページが表示されます。

    しかし、タブレットの大きさに対して、「スマホ」ホームページは「スマートフォン」向けの大きさに作られていますので、歪な画面に見えてしまいます。  タブレットを使う人は、PCページをご覧になって操作することもありますが、多くのサイトはタブレットで検索した場合に「スマホ」ページがヒットしてしまいます。

    そうなると、タブレットで検索したお客様のイライラ感がつのり、離脱率が上昇します。

    その結果、転換率が下がって、せっかくHPを検索いただいたお客様を逃してしまうことにもなりかねません。

    ただ、タブレットを使ってHPを見る人の比率が今までは低かったので、積極的な対処はしていませんでした。

    皆様の施設でも、タブレットの比率が10%未満の場合は、早急な対処は必要ないかと思われます。

    しかし、10%を超えたとなると、今後は対策をした方が公式HPからの受注は増えることでしょう。

    結論からいいますと、今さら言うまでもないことですが、スマホ対応は必須です。

    さらに、タブレット比率が10%を超えたら、タブレットでも最適化されるホームページの構築が望ましいと断言できます。

    成果の測れない紙媒体や、無駄な広告をかける費用があるのであれば、今一度公式HPを見直されることをオススメいたします。

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