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    2021年06月06日

    旅程と費用概算

    を読みました。

    昭和15年という戦争の足音が聞こえていた時代でしょうが、この時代の

    「旅」にかける情熱を感じました。

     

    令和の時代に残る宿などの記載もあり、そういった記載を見つける度に

    「あっ!あの宿だ」と新しい発見があります。

    残念ながら既に廃業してしまった宿やハゲタカファンドに買収された宿なども

    ありますが、こういった古典を読んで「旅にでる」などの旅行形態も盛んになると

    よいですね。

     

    日本の宿、特に旅館の歴史の重みを感じた次第です。

    2021年06月05日

    取材・執筆・推敲――書く人の教科書

    を読みました。

    前職入社時には相当のチラシやPOPを作り、商品の「売り」をどう伝えるか?

    という実地訓練はしておりましたが、体系的にこういった勉強をした、という

    経験はありません。

     

    実際に作ったチラシやPOPなどが当たった(売れたかどうか)が判断基準だったので、

    あえてこういった書籍を読むことがありませんでしたが、コンサルティング活動でも

    「同じことがいえる」と思えるようなことがあり勉強になりました。

     

    2021年05月30日

    琉球列島 生命きらめく森

    を読みました。

    「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(奄美・沖縄)」を世界自然遺産登録

    されることもあり、タイムリーな特集です。

    やんばるの森、西表島は行ったことがありますが、奄美大島と徳之島は訪問の

    機会がなかったので、ぜひ行ってみたくなりました。

     

    また、日本の他の世界遺産のように状況が落ち着けば世界中から観光客が来る

    ことになるでしょうから、自然と開発のバランスなども今後協議されていくことでしょう。

    2021年04月14日

    まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか

    を読みました。

     

    「まちづくり」に関連する書籍ですが、その箇所を「旅館組合」や

    「観光協会」に置き換えても通じる共通点が多いように思えました。

     

    幸い、過去私が関与した地方行政体の皆様は自立し「稼ごう」という発想を持って

    おられた(そうでないと弊社との関与は発生しません)ので、この書籍に

    書かれていたような幻想は見ることはありませんでした。

    ※一部、特定団体の講演会などで「幻想」を感じたことがありますが、

    そういった団体さんとは継続的な取引は発生しないので、特に思うことはありません。

     

    文化は余裕からしか生まれませんし、継続していきません。

    「稼ぎ」をしっかりしつつ「文化」を構築していきたい皆様との出会いを楽しみにしております。

     

     

    2021年04月04日

    命をむしばむ汚れた空気

    を読みました。

    世界の大気汚染についてのレポートが書かれており勉強になりました。

    観光においても大気汚染がひどい国は大きなマイナスです。

     

    喜ばしいことに、日本においては大陸から流れてくる黄砂などの汚染は

    ありますが、工場の排気ガスから・・・という事案は解決されています。

     

    今後ますます混迷を極める世界情勢の中、「空気がきれい」という日本にとっては

    当たり前のことが観光とつながっていく可能性も大いにあります。

     

    花粉症のない北海道や沖縄短期移住、避暑に北海道、越冬に沖縄など

    国内の移動が活性化され、地域が潤えばよいと願っております。

    2021年04月02日

    FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド

    を読みました。

    ある方のブログで紹介されており、私自身は早期リタイアに全く興味は

    ありませんが、どういった主張なのか?が気になっての購入でした。

    この著者の方は「働くこと=悪」ととらえ、いかに働かずに資産を守り

    旅行して暮らすか?というご自身の経験を書籍にされた感があります。

     

    ただ、日本においてこういった早期リタイアで旅館やホテルを巡っている人

    がいる・・・ということは私の経験から聞いたことがあまりなく、クライアント先様

    でもこのような方々の話題はありません。

    (実際に知らないだけで一定数、こういった方々がいらっしゃるのかも

    しれませんが・・・)

     

    読んでの感想は、早期リタイアすることよりも「早期リタイアした方々」を

    どうすれば取り込めるのか?ということに興味がわきました。

    2021年03月24日

    「共食」の社会史

    を読みました。

    古代から現在に至るまでの「共食」、共に食べるということが

    料理内容や時代背景、宗教などを織り交ぜて記載されています。

    料理の歴史は今まで数多く読んできましたが「共食」という切り口で

    それぞれの時代の料理を考えてことがなかったので非常に勉強になりました。

     

    コロナ禍において、飲食業の苦戦が現実ではありますが、時代と共に「共食」

    の内容は変化してきており、その機能・役割が消え去ることはありません。

     

    また旅館においても「共食」という視点で考えたとき、まだまだ出来うる

    ことは多いのではないか、とも思いました。

     

    飲食業にしろ、旅館業にせよ「継続的に」こういった共食の文化を守ろう

    としている組織に助成や補助がもっとまわる日本社会であることを願います。

    2021年02月28日

    日本の歴史的建造物-社寺・城郭・近代建築の保存と活用

    を読みました。

    全国の歴史的構造物から、街並み保存など多岐にわたり保存の歴史が

    記載されており勉強になりました。

     

    飛騨高山など、ここ15年近く毎月訪問していますが、「そうだったのか!」

    と思うことも多かったです。

     

    実際の歴史的構造物や街並みを見て、その存在に興味を持つのか、

    こういった書籍によって興味を持って実際に訪問するのかはそれぞれ

    でしょうが、コロナ禍で過度なオンライン化による弊害が出てくることが

    予想される昨今、「本物」に対する人々の欲求は増えていくことでしょう。

     

    日本には歴史的な構造物や街並み保存が全国で成されているいるので、

    現況下に負けることなく保存活動を続けていってもらいたく願っております。

    2021年01月25日

    航空・鉄道最終シナリオ

     

    を読みました。

    コロナ禍な悲惨な状況がリポートされています。

    特に興味深かったのが航空路線別の搭乗率の記事。

     

    地方空港で観光路線ほど苦戦している様子がはっきりと明示されていました。

    方や、国土の割に鉄道会社が多すぎたり、ANA/JALで似通った航路をとっていたり、

    と一定の競争原理を働かせるために必要な措置なのかもしれませんが、無駄な路線

    が多いことも確か。

     

    個人的には「観光の足」として地方路線の維持を望みますが、これ以上経済状態が

    悪化するとそうもいってられません。

    過度な自粛で今まで築き上げてこられた航空路線や鉄道網がズタズタにならない

    ことを願います。

    2021年01月05日

    和食の地理学: あの美味を生むのはどんな土地なのか

    を読みました。

    「文化的景観」という切り口で日本の生産地域の風景や海外の風景を

    わりやすく記述されています。

     

    観光において「体験」という切り口で生産者とつながることは多いですが、

    生産風景を観るという観光はあまり広がっていないように思えます。

     

    ただ、日本全国にはまだまだそういった素晴らしい生産地があり、観光と

    結びつけることにより、新しい価値を想像できる可能性があります。

     

    そんな可能性を感じさせてくれる書籍でした。