• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2021年01月09日

    地方への「空の足」を工夫せよ

    二度目の緊急事態宣言発令に伴い交通機関の欠航が相次いでいます。
    昨日も10日ほど先の日にちに予約していたJAL便が「需要減退のため欠航
    になります」、というメールが届きました。

    予約をしていても、「需要減退のため」に欠航できる仕組みは宿にはあり
    ませんので、「公共交通機関」がそのようなことを乱発させてよいのか、
    不可思議に思ってしまいます。

     

    ANAもJALも大変な時期でしょうが、引いた眼で見るとまだまだ企業努力が
    足りないと実感します。地方空港と都会を結ぶ便はANA/JAL共に午前中の
    便と最終便のみを運航させ、その間の便を間引き(欠航)にしています。

     

    現況下ではANAであろうがJALであろうが「地方」と「都会」を結ぶ便数
    が大事であり、そこを考えるとANA&JALが共同で、「地方」に飛ぶ便を
    支える、という発想があってもよいのではないでしょうか?

     

    つまり、「どの時間帯」であってもANAかJAL便が出ている、という状況
    にすれば、少ない需要の取り合いをせず、ユーザーも今までと同じような
    時間帯で移動できるというメリットが発生します。

     

    二度目の緊急事態宣言発令、そういった動きがあらゆる業界で、1つでも
    実現されることを願っております。