• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2021年04月03日

    地元限定宿泊補助+地域通貨事業

    愛郷ぐんま×tengoo “お得に”泊まって!応援キャンペーン

    がスタートしています。

    【群馬県県民の方限定】で、【沼田市】の宿泊施設に泊まると

    1人5,000円の宿泊割引(orキャッシュバック)と、沼田市の地域通貨tengoo3,000ポイント

    (実質3,000円分)がもらえるという企画のようです。

     

    行政主体の観光補助事業で、宿泊施設だけではなく周辺関連事業者にも経済効果が波及するように

    仕込まれた素晴らしい企画だと個人的に思っています。

     

    しかも、地域共通クーポンのように紙ではなく、電子通貨なので発行のスキームも時間もコストも

    紙に比べ大幅削減されています。

    こんな話をすると「地域通貨をうまくつかない人にとっては差別だ」という議論も出ますが、

    人間お得になると思えば何としてでも使うようになるというのは全国どこでも同じです。

    以前、沼田市がpaypayバックキャンペーンを展開したら老若男女、使わないと損ということで

    皆さん大いにpaypayを利用し地元飲食店などがにぎわったそうです。

     

    1つの事業を行うと何かしらの不具合や改善事項は発露されますが、何もやらずに地域経済を

    見放すことを思えば100倍マシな施策です。

    こういった動き、全国的にもっと広がればよいと切に願います。