Author:大坪敬史
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先日、ある旅館様で、「こんなに高い宿泊料金を払っているのにこの料理か!」との口コミを書かれたという話をうかがいました。
こちらの旅館様は通常客室(和室)と露天風呂付客室をお持ちで、食の細い(あまり量を召し上がりたくない)お客様層に向けてのプランを造成いただいております。
その少食プランを露天風呂付客の部屋で予約して、冒頭のような口コミを書かれたので、旅館様からすれば「???」です。
私からすれば、そのような口コミは勘違いも甚だしく、放っておけばよいと心底思うのですが、こちらの旅館様は「来館していただくすべてのお客様にご満足をしていだく」という思いで経営をされておられるので、大層お気にされていました。
が、全ての人に好かれる人はいないように、思いをもって経営をすればするほど、その「思い」と乖離する客層は必ずいます。
一番の問題は、特定の勘違い客層の声に惑わせれ、「もうこの企画はダメだ」と販売を辞めてしまうと、本来「そういった企画(プラン)」を求めているお客様に旅館の思いが届かなくなることです。
世の中、たくさんのお客様がいらっしゃいます。
世の中、多様性の時代です。
全てのお客様に満足していただこうという思いは大切ですが、全てのお客様に「旅館の思い」は届くことは残念ながらあり得ません。
自分の気に入らなかったことを口汚くののしることが『口コミ』であると思っている人たちに何をどうしても無意味ですので、思いの伝わるお客様とのつながりや、より満足&感動していただけるような取り組みを継続的に行えば、自然と宿の求めない客層とはオサラバできることでしょう。
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