• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年01月22日

    「性悪説」の考え方で対処する

    正月の悪質予約のニュースに続き、

    高級ホテルに虚偽予約、Tポイント不正獲得か 容疑で母子逮捕、宿泊サイト悪用

    というニュースが流れています。

    記事によると
    宿泊予約サイトを通じて高級ホテルに虚偽の予約を入れ、コンビニなどで使える「Tポイント」を不正に入手したとして、京都府警サイバー犯罪対策課と南署は22日、私電磁的記録不正作出・同供用と偽計業務妨害の疑いで、女(51)と息子(30)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
    親子は昨年2~10月、全国のホテルで虚偽の宿泊予約を2215回繰り返しており、約190万円分のTポイントを不正に得ていたとみられるという。
    捜査関係者によると、親子は昨年8月、インターネットのホテル予約サイト「一休ドットコム」を通じて、京都市内の四つのホテルに偽名で宿泊予約を入れた後、無断でキャンセルし、ホテルの業務を妨害するなどした疑いが持たれている。
    捜査関係者の説明では、親子は同サイトで宿泊予約すれば、料金の一部が「Tポイント」として還元されるサービスを悪用。同サービスは、予約者が無断キャンセルしても、ホテル側が一定の手続きをしなければポイントが付与される仕組みだったという。

    とのことです。

    こういったことが出来てしまうOTAにも問題がありますが、もはやシステムは「性悪説」を前提に

    構築しなければならない、ということでしょう。

    こういった輩が増えることにより、純粋に「旅」を楽しみたいという一般ユーザーに被害が及ばない

    ことを願うばかりです。

    しかし、正月明けからこういったニュースばかりだと、ゲンナリさせられますね。。。