• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2021年02月18日

    コロナ禍で生まれる「新しい客層」

    昨日に引き続き、新潟に出張でした。

    大雪に対する注意喚起がニュースで流れていましたが、車が走れなく

    なるほどの雪ではありませんでした。

    事前に報道されている大雪情報はハズれることが多く、本当に危ないのは

    天気予報も外した大雪です。今期の雪遭遇は今回がラストになることを

    願っております。

     

    訪問先の旅館様では、最近若いお客様の記念日旅行が増えている、という

    話を伺いました。コロナ禍で海外旅行はNGなので、その分ハネムーンを

    良い旅館で・・・とお考えのお客様が多いそうです。

     

    旅館から何かお祝いを差し上げたくとも、多くの若いお客様はアルコールを

    呑まれないので・・・ということで「何が」喜ばれるか?という協議をしておりました。

    ホテルなどで展開しているようなこととは「違い」を出したいので、次月の会議

    にプラン化を、ということになりました。

     

    コロナ禍で消えていく客層もあれば、新しく生まれる客層もあると再実感しました。

    その客層に対する旅館としての提案が必要です。

    2021年02月17日

    会議+お弁当持ち帰りという団体スタイル

    新潟に出張中です。

    伊丹空港→新潟空港の便が新潟空港着陸できばい場合、伊丹空港に引き返す

    条件付き運航でしたが、無事到着することができました。

    ただ、新潟空港に着いてからクライアント先様までのレンタカー旅路は

    久々に運転に難儀しました。

     

    雪でアイスバーン+轍になっており、デコボコで曲がるのにも一苦労。

    雪国住まいの人は慣れているでしょうが、たまに雪道を運転する程度では

    慎重にならざるをえません。

     

    訪問先の旅館様では駐車場に車が多く停まっており、日中会議で宴会を

    せずにお弁当を持って帰るというスタイルの団体様だそうです。

    この時期、宴会は×でしょうからそれに代わる内容ですが、民の力強さを

    感じました。

    2021年02月16日

    地震で増便は良いことだけれども・・・

    先日の地震で仙台空港→羽田空港の臨時便が航空会社より出ているようです。

    陸の、特に人の移動の主要である東北新幹線の復旧が未だ先なので、良い

    取り組みと思います。

     

    ただ、特定エリアからの移動を活性化しても、東北であれば「仙台空港」

    まで行くのが大変です。この際、コロナ禍で減便になっている東北や新潟など

    の空港発着便を増便するのもアリかと個人的に思っていますが、そのような

    状態にはなっていません。

     

    そもそも、移動を活性化しなければ復旧やその後の対策も進みません。

    一部エリア緊急事態宣言発令中ですが、地震などの災害こそ緊急事態な

    わけで機動的な対応が求められます。

     

    2021年02月15日

    冬の京都

    京都に出張でした。

    桜はもちろん未だですが、若い観光客の方がちらほら

    歩いていました。

     

    密は一切なく、人通りもまばらなので、京都の良さを堪能するのは

    もってこいの時期でしょう。ただ、休業中の店も多く、食べ歩きや

    ショッピングを目的とした観光は難しい時期でもあります。

     

    1日も早く、元の生活に戻れるようにしなければな~と思いつつ、

    京都を後にしました。

    2021年02月14日

    東北地震対処

    朝起きたら地震のニュースで驚きました。

    (関西は一切揺れがなかったので・・・)

     

    何件かお世話になっている施設様のHPやSNSを見ると、皆さん「無事」

    という投稿をUPされていたので一安心。

     

    地震の影響が大きいと、投稿すらできなくなりますので、まずは「現状」

    をUPできる環境であることに安心いたしました。

    ただ、交通機関への影響や、今後の余震なども考えなければなりません

    のでコロナ禍の中の災害は本当に大変です。

     

    災害対処が終了した後は迅速な観光需要回復策の実施が望まれます。

    2021年02月13日

    「Go To トラベル事業の利用実績等について」に対するマスコミの沈黙

    観光庁のHPに

    「Go To トラベル事業の利用実績等について」が掲載されています。

    速報値なので、今後若干の数字が変化するかもしれませんが、

    ===============================

    【利用実績】
    利用人泊数 : 少なくとも約8,781万人泊(7/22~12/28チェックアウト分)
    支 援 額 : 少なくとも約5,399億円
    宿泊・旅行代金の割引 : 少なくとも約4,082億円(7/22~12/28チェックアウト分)
    地域共通クーポン利用額 : 少なくとも約1,317億円(10/1~12/28)

    ===============================

     

    と恐るべき経済効果です。

    コレ、単純に「旅行」に依る箇所だけなので、宿の仕入れ先や関連業者まで

    含めると経済効果はますます高まります。

     

    興味深いのが、

    Go To トラベル事業の利用状況について

    の資料。

    この資料を見る限り、10,000円未満の宿泊に対しての補助が66.9%を超え、半数以上が

    10,000円未満の宿泊に対する補助で使われています。

     

    一部マスコミさんが、GoToトラベルは高級宿優遇施策と息巻いておられましたが、

    全くの嘘だったという結果資料です。以前の自分たちの「報道」に対して責任をもって見解を

    述べてもらいたいものです。

     

    ちなみに、今回の観光庁の発表を受け、当該キーワードでニュース検索してみましたが、

    「自分たちの間違いをただす」ような記事は見つかりませんでした。

    経済を殺し続けての自粛に未来がないことは明白であり、1日も早く地域活性化を実現

    するGoToトラベル事業を再開してもらいたいものです。

    2021年02月12日

    コロナ禍を使用した設備投資

    新設の食事処と半露天風呂付客室の売り方の協議を

    していました。

    これを機に食事プランなども変更予定です。

     

    確かにコロナ禍ではありますが、新規の取り組みに対する補助金なども

    都道府県単位で出ていますので、うまく活用すれば大きな力となります。

     

    弊社クライアント先様では、この機会に前々から温めていた設備投資案件

    を一気に進めていただいております。

    返済原資を増やし、かつ投資回収も短い案件から着手していただいており

    ますが、GoToトラベルリスタート&終了時期にも通用する内容になりそうで

    楽しみです。

    2021年02月11日

    「ムラなく一貫した感染対策」とは?

    昨日の新潟→伊丹空港便、満席でした。

    というのも、ANAが朝晩で1往復、JALが昼に1往復と、関西と新潟を

    結ぶ便は1日に往復3便しかありません。

    非常に不便ですが、こうなるとさらにこの3便に人が集まり、自然と

    「密」になります。

     

    不思議だな~と思うのが、機内が既に「密」にも関わらず、飛行機が空港に

    到着し、おりる段階になって「密を避ける為、3回に分けてお降りいただきます」

    というアナウンスの元、距離をとって飛行機から降ろそうとします。

    ただ、搭乗中は横の席もびっしり埋まっているので「密」状態。

    おりるときに「密」を解消して一体何になるのでしょう?

     

    そもそも、飛行機内の空気は3分で入れ替わるといっておきながらのこの対応。

    「むらなく一貫した感染対策云々」の機内ビデオを流していますが、どう考えても

    不合理です。

    相変わらず好き勝手なこと言っているな~と思いながらの搭乗でした。

     

    2021年02月10日

    今だからこその「設備投資」を!

    新潟に出張でした。

     

    昨日に引き続き、訪問先の旅館様で金融機関ご担当者交え、

    直近の設備投資計画について協議していました。

    うまくことが運びそうでなによりです。

    「昨年の投資がGoToトラベル期間に既に回収できてますしね!」

    という金融機関側からの発言もあり、やはり短期で回収できる

    スキームを描くことは重要です。

     

    全国的に以前の緊急事態宣言発令時に融資を受けている宿はB/S上には

    「現金」がある状態ですが、自由に使えるお金ではありません。

    ただ、借りられたからといってこの機会に修繕を・・・とお考えの上の世代

    の方々も多く、方々で「大女将が・・・したと言っている」、「会長が

    ・・・したいと言っている」などの話を伺います。

     

    ただの修繕や改修だとお金を生まない(利益を増やせない)ので、無計画に

    投資することは×ですが、利益を生み返済原資を増やすようなスキームで

    あれば金融機関も検討いただけるケースも多くあります。

     

    GoToリスタートに向け、そしてGoToトラベルが終了した時に生き残れる

    ことができるような投資計画が必須です。

    2021年02月09日

    現場を見つつの設備投資計画

    群馬県に出張でした。

     

    設計士の方をお呼びし、現場を見て「どの部屋」を「どうリニューアルするか?」

    で盛り上がりました。やはり図面だけでなく現場を見ると様々な案が浮かび

    良い結果が生まれます。

     

    タイトなスケジュールですが、今期は設備投資の絶好の機会でもあるので

    早期に計画を実現し、販売につなげていっていただきたく考えております。

     

    (休館日の雪国だったので、部屋の寒さのほどもわかり、暖房計画なども

    具体化してよかったです)

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